欧州株:急反落、アイルランド・ギリシャ市場が下げ主導(8月24日)
【ロンドン】24日の欧州株式相場は急反落した。景気回復の強さと持続可能性をめぐる懸念が引き続き投資家の動揺を誘い、とりわけアイルランドの主要株価指数が約5%安と急落した。
欧州主要企業600社で構成されるStoxx欧州600指数は前日比4.31ポイント(1.70%)安の249.45だった。
各国主要指数では、仏CAC40種指数が前日比62.12ポイント(1.75%)安の3,491.11、英FTSE100種総合株価指数は78.89ポイント(1.51%)安の5,155.95、独DAXは75.47ポイント(1.26%)安の5,935.44となった。
欧州市場では、アイルランドとギリシャの株価指数がこの日最も大幅な下落幅を記録した。
「世界経済の回復に対する不安感が引き続き投資家心理を左右し、リスク志向が後退する中、株価は急降下する危険が迫っている」と、IGインデックスの営業担当者、ベン・クリッチリー氏は調査リポートで指摘した。
欧州市場は日中を通して大幅な下落を見せていたが、午後に米国7月の中古住宅販売件数が前月比27%減と過去最大の落ち込みを記録したことで、下げ幅が一段と拡大した。
個別銘柄では、銅生産大手の英アントファガスタが1.5%安で引けた。同社は1-6月期の純利益が前年同期比91%増の4億5,120万ドルとなったと発表したものの、通年の銅生産が従来予想を下回る見込みだと述べたことが嫌気された。
ほかの鉱業銘柄も売られ、英豪系リオ・ティントは4.3%安、英アングロ・アメリカンは1.8%安だった。
インドの銅・亜鉛生産大ベダンタ・リソーシズは7.6%安と急落し、鉱業銘柄で値下がり率1位となった。インド当局がオリッサ州における同社のボーキサイト探鉱計画を却下したことが悪材料となっている。
アイルランドの建材大手CRHは17%安。1-6月期決算が77%減益となったうえ、米国市場の低迷で7-12月期の業績予想を達成できない見通しだと述べた。
CRHが相場の下げを主導し、アイルランドのISEQ全株指数は5.78%安となった。
仏同業のラファージュは4.4%安。バンク・オブ・アメリカ・メリルリンチ(バンカメ・メリル)が同社の投資判断を「ニュートラル」から「アンダーパフォーム」に引き下げた。
独同業のハイデルベルク・セメントは4.9%安、鉄鋼大手ティッセンクルップは2.4%安で取引を終えた。
欧州で規模の小さい国々の指数も強い圧力にさらされ、ギリシャのアテネ総合指数(ASE)は3.42%安で引けた。
一方、英国の住宅建設大手パーシモンは0.4%高。売上高の伸びや平均販売価格の上昇が利益を押し上げ、同社の経営陣は配当金の支払い再開に自信を示している。
ただ、他の住宅建設業者は売られ、英バラット・デベロップメンツは3.2%安だった。
銀行株も全面安で、なかでも仏ソシエテ・ジェネラルが1.4%安、仏BNPパリバは2.1%安をつけ、下げを主導した。
(ダウ・ジョーンズ)
http://jp.wsj.com/Finance-Markets/Stock-Markets/node_94166
ドイツさん
なんとか頑張ってください・・・