【韓国ブログ】高まる韓国経済の中国依存度に警鐘鳴らす
韓国の産業研究院(KIET)は11月22日、韓国経済の中国依存度に関する報告書を発表した。報告書によると、2008年から2010年上半期までの韓国の国内総生産(GDP)成長率4.2%のうち、2.2%が対中国輸出によるものであることが分かった。韓国経済の成長率のうち、52%が中国に依存していることを示している。
韓国人ブロガーのナヌウリ(ハンドルネーム)さんは、「中国への輸出増加は、わが国が中国の市場攻略に成功したことを示しているが、メリットだけではない」と主張し、中国への依存度が高まっている現状には、2つの問題点があると指摘した。
ナヌウリさんはまず、中国の経済関係を武器にとる強気な圧力により、「韓国が政治や経済、外交面で振り回される恐れがある」と述べた。万が一、中国経済の成長が急速に鈍化した場合、「わが国の経済も一緒に鈍化する可能性が高くなる」とし、偏(かたよ)りすぎるのは良くないため、バランスを取るべきとの見解を示した。
一方、ブロガーのマタンジェさんは、「韓国の最大の貿易パートナーである中国と互恵関係を発展するうえで、慎重な対中政策が必要だ」と強調した。マタンジェさんは、1990年代から中国は韓国の最大の黒字市場としての役割を果たしてきたが、「今や米国市場と日本市場を合わせても及ばないほど、韓国にとってもっとも大きい輸出市場になった」と評した。
続けて、「中国は韓国の最大輸出市場であるが、中国にとって韓国は5番目の輸出市場にすぎないという不均衡が存在する」と指摘した。そのため、韓国は中国の経済状況だけではなく、中国の対外政策にも影響を受けることになったと懸念を示した