
【ソウル=竹腰雅彦、仲川高志】中国漁船が黄海で取り締まり中の韓国海洋
警察庁の警備艦に衝突、沈没した事件で、同庁は24日、身柄を確保した中国
人漁船員3人について特殊公務執行妨害容疑で検察に書類送検した。
聯合ニュースは、当局は不起訴処分とする方針を固めたと報じており、韓国
政府は、外交への影響に配慮し、早期決着を図る方針とみられる。
海洋警察当局は今月18日の事件後、中国漁船側の違法操業や衝突の経緯
について漁船員らに任意で事情聴取してきたが、24日、漁船が警備艦に意図
的に衝突した疑いが強まったとして、容疑者としての捜査に切り替えた。だが、
同ニュースによると、韓国政府高官は同日、「早期かつ円満に終結させることで
両国の認識が一致した」とし、「船員の送還問題など事後処理を中国側と協議
する」と発言。この方針が海洋警察庁に伝達されたという。
(2010年12月25日07時02分 読売新聞