「はやぶさ」ですが時速10キロ…
C61試運転
試験運転する蒸気機関車「C61」(さいたま市大宮区の鉄道博物館で)
さいたま市のJR東日本大宮総合車両センターで復元された蒸気機関車「C61」の試験運転が5日、近くにある鉄道博物館の車両展示用線路で行われた。
今月下旬に群馬県の同社高崎車両センターに移送される。
復元された機関車は、計33両製造された「C61」のうち、1949年製の20号機。73年に廃車になった後、群馬県伊勢崎市の「華蔵寺(けぞうじ)公園遊園地」で展示されていたが、保存状態が良いため“現役復帰”させることになり、昨年1月から約3億円をかけて修復が進められていた。
「C61」の一部の車両は、かつて鹿児島線で特急「はやぶさ」を牽引(けんいん)。また、この日、東北新幹線で新型車両E5系「はやぶさ」がデビューしたこともあり、復元機関車は鼻先に当時のヘッドマークを着けて登場。最高時速95キロだが、線路を踏みしめるように時速10キロでゆっくりと移動し、約50メートルを前後に計6往復した。
運転した高崎運輸区の後閑治人さん(50)は「この蒸気機関車は鉄道の原点。安定していて、とても乗り心地がよかった」と話した。
(2011年3月6日13時43分 読売新聞)