【北京=高橋哲史】中国の陳徳銘商務相は7日、全国人民代表大会(全人代)に合わせて記者会見し、ハイブリッド車などの生産に欠かせないレアアース(希土類)について「代替となる素材の研究を日本やその他の国と共同で進めたい」との意向を示した。
中国はレアアースの世界生産量の9割超を握る。陳商務相は「レアアースの埋蔵量は非常に限られており、今のペースで使い続ければあと何年もしないうちに無くなってしまう」と述べ、代替物の開発を急ぐ必要があるとの考えを強調した。
中国は環境保護や資源枯渇の恐れを理由にレアアースの輸出許可枠を大幅に削減している。陳商務相はレアアースの採掘に大規模な土壌汚染が伴うことを説明したうえで「輸出と同様に中国国内の使用も制限している」と述べ、輸出量の削減に理解を求めた。
一方、人民元相場の上昇にインフレ抑制効果があるとの指摘に対しては、輸出企業への悪影響を念頭に「もろ刃の剣である」との見解を示した。そのうえで「人民元相場の基本的な安定を保つことは世界経済の回復に有利である」と従来の主張を繰り返した。
http://www.nikkei.com/news/category/article/g=96958A9C9381959FE2E5E2E0838DE2E5E2E1E0E2E3E3949
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