中国消費者物価4.9%上昇 人民銀総裁、利上げ示唆
2月、政府目標上回る
【北京=高橋哲史】中国国家統計局が11日発表した2月の消費者物価指数(CPI)は前年同月に比べ4.9%の上昇となった。伸び率は1月の4.9%と同じで、依然として政府の年間の抑制目標である「4%」を大幅に上回っている。中国人民銀行(中央銀行の周小川総裁は同日、「(いくつかの政策手段のうち)現状は金利政策を重点的に使用する必要がある」と述べ、追加利上げを示唆した。
2月のCPIを品目別にみると、全体の3割程度を占める食品が11.0%上昇した。伸び率は1月の10.3%より拡大。政府が昨年末に打ち出した農産物の流通コスト削減など緊急の物価対策が効果を表し始めているが、北部を襲った干ばつの被害などの影響で食品価格の上昇は続いている。
2月の食品以外のCPIは2.3%上昇した。伸び率は1月の2.6%より縮小したが、中東情勢の混乱で原油価格が高騰し、一部の工業製品で値上げの動きが本格化している。CPIと同時に発表した2月の工業生産者出荷価格(卸売物価)指数は前年同月比7.2%上昇。伸び率は1月の6.6%に比べ加速した。
人民銀の周総裁は全国人民代表大会(全人代)に合わせて記者会見し、預金準備率の引き上げも継続し、カネ余りの解消を急ぐ考えを示した。
インフレ対策として人民元政策を活用するかどうかに関しては「(元相場の上昇は)国内の物価にある程度の影響を及ぼすが、物価抑制のための政策手段の中で為替政策に重きを置くことはない」と表明した。
日本経済新聞web版
政府発表でこの数字なら真実は+何%なんだろう
か?