
ヴィクトワールピサ優勝、日本馬ワンツーの快挙!=ドバイWC
スポーツナビ 3月27日(日)2時55分配信
世界最高賞金額(1着600万米ドル)を誇る国際GIドバイワールドカップが現地時間26日、アラブ首長国連邦・ドバイのメイダン競馬場2000メートル・オールウェザーで行われ、日本から参戦したミルコ・デムーロ騎乗のヴィクトワールピサ(牡4=角居厩舎、父ネオユニヴァース)が日本馬初の優勝。2着には同じく日本から参戦した藤田伸二騎乗のトランセンド(牡5=安田隆厩舎、父ワイルドラッシュ)が入り、日本馬ワンツーフィニッシュの快挙を達成した。勝ちタイムは2分5秒94。
一方、もう1頭日本から出走したライアン・ムーア騎乗のブエナビスタ(牝5=松田博厩舎、父スペシャルウィーク)は8着に敗れた。
レースはトランセンドが果敢に逃げる中、ブエナビスタは後方2番手、ヴィクトワールピサは最後方からの追走。残り1000メートルを切ってから、ヴィクトワールピサが一気に2番手までポジションをアップさせると、最後の直線は日本馬2頭の叩き合いに。
残り200メートル過ぎからヴィクトワールピサが半馬身ほど前に出ると、最後までこの差を死守。トランセンドも低評価を覆す大健闘の粘りを見せ、東日本大震災に苦しむ日本に勇気と希望をもたらすワンツーゴールとなった。
なお、期待を集めたブエナビスタだったが、最後の直線で進路がなかったか、自慢の末脚を爆発させることはできなかった。
ヴィクトワールピサは父ネオユニヴァース、母ホワイトウォーターアフェア(母の父Machiavellian)の血統。
昨年春、3歳牡馬クラシック第1弾・GI皐月賞を1番人気で制してGI初制覇。競馬の祭典・GI日本ダービーは3着に敗れ、秋にはフランスに遠征して世界最高峰の芝レース・GI凱旋門賞に挑戦したものの7着敗戦。帰国後、初戦のGIジャパンカップで3着に入り、続く年末のグランプリGI有馬記念では、わずか2センチ差でブエナビスタを振り切りGI2勝目。2010年度の最優秀3歳牡馬に選出された。
通算成績は海外含め13戦8勝、重賞はGIドバイワールドカップ、GI有馬記念、GI皐月賞、GII中山記念、GII弥生賞、GIIIラジオNIKKEI杯2歳Sを勝っている。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110327-00000001-spnavi-horse