日本人がどんどん進歩するのは、強い危機意識のおかげ
【社会ニュース】 2011/04/01(金) 12:03


北京大学教授が、地震対応に現れた日本人の国民性を詳解 第3回
香港のテレビ局「鳳凰衛視(フェニックステレビ)」の教養番組「世紀大講堂(毎週土曜14時10分~15時放送)」にこのたび、中国人の日本文 化研究家が登場。北京大学国際関係学院の尚会鵬教授が、約50分間に渡って独自の日本人論を語った。尚教授はこれまで『中国人と日本人』、『日中間の文化 衝突と事例研究』などの著書を上梓している。以下、尚教授の発言を噛み砕いて抜粋、紹介する第3回。
<日本人の危機意識>
「また、日本人というのは常に強い危機意識を抱いているようです。今回の地震で日本は戦後最大の危機に陥りました。彼らはみんな『どうして日本はダメなんだ。資源もないし何もない。唯一の資源は空気ぐらいなものだ』と言っていることでしょう」
「日本人の危機意識が高い理由は、メディアの影響もあるでしょう。例えば中国では、災害時でもプラスの面に重点を置いて報道します。しかし日本 では報道というと、人々の怒りや誰かの責任問題、社会が反省すべき点などに重点を置く。するとみんな「日本はダメだ」と思ってしまう。ちょっと大げさなん じゃないかと思いますね。とはいえ、この強い危機意識のおかげで、日本人は自らどんどん進歩をしてきたのです。」
「2010年に中国がGDPで日本を追い越し、『日本はもうダメだ』なんて声が、ため息交じりに日本から聞こえてきました。でも誤解しちゃいけ ません。日本人の国民性というのは、憂鬱で悲観的で自己評価が低い部分があるんです。今回の地震も日本社会の閉塞感を一層深刻なものにしたかもしれまんせ んが、一方では冷静沈着に頭を使って助け合うという、日本人の優秀な面も示しました。この難局も、彼らはきっとまた乗り越えられるはずでしょう」
<日本人には逃げ場がない>
「中国では近代化が遅れたのに対し、日本の近代化が早かったのはなぜでしょうか。やはり組織の作り方に違いがあると思います。中国では血縁に基 づいて集団を作るので、近代社会とは相容れない部分がある。一方の日本人は血縁とは関係なく、速やかに近代化して大企業を作ることができた」
「とはいえ、日本人の組織というのは『逃げ場がない』という欠点があるんです。つまり、組織のリーダーがいったん坂道を転がり始めると非常に危 ない。中国だったら、組織を出ても選択肢があるが、日本の組織にいる人たちにはそれがない。日本が戦争中に間違った方向に進んでしまったことや、オウム真 理教の事件などが、まさにそれです」
(ここで司会者が「日中はいずれも儒教文化があるはずだが、どのように違うのでしょうか?」と質問)
「日本人にとって儒教というものは、あくまで輸入品、舶来品なんですね。一般庶民の心の奥底にまで染み渡っているわけではないんです。だから日 本人は儒教を受け入れたときに、中国とは違う取り入れ方を選んだのです。中国では『孝』を重んじますが、日本ではそれより『忠義』を重んじます。これが日 本人の性格には非常によく合ったようですね」日本人から見れば、朝鮮人はかなり中国人の感覚に近い。
ウリとナラなんて人間関係などそういう感覚からくるものではないのか?
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