瑞泉寺の門前町
ここ井波は、木彫りの街として有名だ。
瑞泉寺の門前町には、ずらりとお店が並んでいる。
客は非常に少ないけど、お店からはコンコンコンと、鑿を打つ音が聞こえてきます。
立派な山門がお目見え。
山門は1809年に再建された。
田舎の寺の門とは思えないほど立派である。
瓦は赤っぽい「越前瓦」が使われている。無釉焼締の瓦で寒さに強いという。
本堂、1886年の再建
門をくぐると、目の前に巨大な本堂が。
特に屋根が大きく、思わず仰け反った。高さの半分以上が屋根かもしれない。
幅46m、奥行き43m、総欅造で、別院建築としては最大級の大きさを誇っている。
本堂のgejin
中はかなり広い。
他に勝興寺やお西の金沢別院、福井の真宗本山も訪れたが、
それらより一回り大きな内部空間を備える。
途中から、山形県から来た参拝客に対する住職の講和が始まった。
「この建物は6年で建ちました。柱はこの近辺にあったもので、
雪道を作って木を滑らせて運んできました」
「本堂は日本で4番目に大きな木造建築です」
実際は4番目ではないだろうが、知恩院本堂や専修寺御影堂に匹敵するほどの大きさが
あるかもしれない。
「太子堂」、1918年の再建
この建物を見ると、専修寺の如来堂を思い出す。
2歳の聖徳太子像を本尊とする。
太子堂は、本堂より彫刻に凝っている。素木仕上げの扉が美しかった。
「如何にも木です」という感じが良い。
4月29日、富山県南砺市の寺院「瑞泉寺」に足を運んだ。
瑞泉寺は真宗大谷派(east本願寺系)の寺院で、「井波別院・瑞泉寺」という。
創建は1390年。本願寺第5代・綽如上人によって開かれた。
戦国時代、瑞泉寺は越中一向一揆の拠点とされ、城のように強固な石垣を備え、
要塞化していたという。
また、寺を中心に、寺内町が栄えていたが、1581年、織田信長の部下・佐々成政の軍勢に
攻められ、寺は全焼してしまう。
その後、紆余曲折を経て、現在はeast本願寺系列の寺となっている。
本堂正面
前面1間を吹き放して広縁とし、その周囲に落縁を巡らせる。
軒柱は設置しない。

「瑞泉会館」は2階建て、1934年の完成。こちらは総檜造。

「式台門」は1792年の建造。
井波彫刻の元祖番匠・屋七左衛門作の「獅子の子落し」の彫刻などがある。
山門は細やかに彫刻されている。
自由に入れる店が多い。
写真もOKなり。
色んな木彫りの作品が展示されているが、全部何十万円もする。
100万円を超す製品も珍しくない。