食中毒は肉の場合、たとえ新鮮でも危ない。
食中毒予防の三原則
「細菌を付けない、増やさない、殺す」
細菌を付けない
食品に細菌を付ける原因
①作業者の手指や毛髪と衣服
②製造に用いる機械や器具
③製造場所の作業環境
細菌を増やさない
①細菌を付けない
②細菌の栄養源を絶つ
③水分を絶つの
細菌を殺す
①器具の殺菌
②食材の殺菌
冷蔵・冷凍保存の効果
家庭用冷蔵庫は概ね10℃程度であるが、この温度帯では微生物の増殖を停止する事はできない。
しかしながら増殖速度が遅くなるため、鮮魚の様なものでも数日間の保存ができる。
ほとんどの微生物は冷凍されても死滅しない。
凍結によって微生物の活動は完全に停止した状態になっているが、凍結状態では生きたまま凍結保存されている。
高等生物は凍結されれば死滅する事がほとんどだが、単細胞の微生物は冷凍適性があり、生命を長期に保つ絶好の条件なのである。
食塩による保存効果
塩蔵つまり魚や肉を塩漬けにすると、長期間の保存ができるのは、食塩による水分活性低下効果によるものである。
野菜も安心できない!
野菜による食中毒
2001年8月。
埼玉・東京・群馬で「和風キムチ」を原因とする食中毒事件が発生。
埼玉県内の全寮制児童自立支援施設の生徒等13名が食中毒症状を呈し、うち5名が入院。
同時期に東京で13名、群馬で1名が発症した。
検食からは病原菌が出なかったが、たまたま、ニュースで事件を知った患者宅から搬入された、製造後26日たった残品から大腸菌O157:H7株が検出され、そのPFGEパターンが埼玉・東京の患者のそれと一致した。
その後の埼玉衛試および食総研の研究によれば、少なくとも一月ほどの貯蔵では、和風キムチ中で大腸菌の死滅は期待できないことがわかっている。