【ユネスコ】東洋のガラパゴス・小笠原諸島、世界自然遺産に決定
パリで開かれているユネスコの世界遺産委員会は24日、 日本政府が推薦した小笠原諸島(東京都)を世界自然遺産に登録することを決めた。
大陸と一度も地続きになっておらず、独自の進化をとげた動植物が多いことなどが評価された。
小笠原諸島は、東京都心から南に約千キロ離れた大小約30の亜熱帯の島々。
現在も公共の交通機関は東京から片道25時間半の船便だけだ。
登録区域は父島、母島の居住地などを除く陸域6360ヘクタール、海域1580ヘクタールとなる。
国内の世界自然遺産は、1993年の屋久島(鹿児島県)と白神山地(青森、秋田両県)、
2005年の知床(北海道)に続き4件目となる。
世界遺産委員会の諮問機関である国際自然保護連合は、昨年7月に小笠原を視察した。
樹木やシダ植物などの3割以上、カタツムリ類の9割以上を固有種が占めることや、
近しい種を比較することで生物が独特の進化をとげた過程がわかる点を評価。
今年5月に「登録が適当」との勧告をまとめた。
世界遺産委員会の審議では、この勧告に対して特に大きな異論はなく、登録を決めた。
勧告では行政や研究者、地域が連携して自然を管理している姿勢も評価した。
一方、より効果的な管理ができるように海域の保護区を広げることや、
世界遺産になることで増加が予想される観光客が悪影響を及ぼさないかを
注意深く管理することを求めている。
これを受け、政府は固有種を脅かす外来種の対策などをさらに推し進めていく。
asahi.com
http://www.asahi.com/national/update/0624/TKY201106240632.html -----小笠原には船でしかいけませんからね。 観光の起爆剤というよりも、自然保護の契機にして欲しいですね。