ツングース人は12世紀以降の女真人、17世紀以降の満州人を除いて文字を持たず、その歴史については不明な点が多い。ただし、中国の歴史書に漢字の名をもって登場する国家(渤海,金,後金・清)のほか北東アジアの幾つかの民族(粛慎,挹婁,勿吉,Bökli,靺鞨,女真)などがツングースとされる。
日本列島との関わりでは、幾つかのツングース民族が樺太でアイヌと接触していたことが知られる。
新村出は、日本語「ナナ(7)」とツングース語のナダン(7)系の数詞との関連を唱える。その他の学者は、高句麗語と日本語の数詞をはじめとした単語の類似を指摘する。
歴史上のツングース [編集]
歴史上に登場する民族・国家でツングース民族と推定されているのは、以下の民族・国家である
現在のツングース [編集]
現在民族集団を形成しているツングース系民族は以下が知られている。
これらの民族は満州族を除いて人口が少なく、中国化・ロシア化が進んでおり、固有の言語文化が危機にさらされている。清の支配民族であった満州族は、17世紀以来漢民族との同化が進み、ツングース系の満州語を話す者はほとんどいない。(※「族」とつくのは 中国の少数民族分類による民族名。)