「韓国史教科書、民族重視でなく国際的な観点で」
このたび行われた韓国現代史学会主催の教科書セミナーでは、新たな韓国史教科書の記述に向けた提言があった。カン・ギュヒョン教授は、自身が発表した論文で「民族史を重視しすぎる記述をやめ、大韓民国が近代国民国家として成長する過程について説明すべきだ」と主張した。また「自己を卑下するような歴史観や自画自賛式の記述といった両極端な傾向から脱し、意図や宣伝ではなく、厳密な史料批判を通じて立証された事実を中心に、明暗や功罪をバランスよく記述すべきだ」と語った。
カン教授はさらに「民族、民衆、統一至上主義といった狭い視点から脱し、世界の中の韓国という国際的な観点を強化しなければならない」とし、そのためには「歴史を記述する過程で、国史学者以外にもさまざまな分野の学者の参加を許容する一方、韓国史学会の権威者を執筆陣とする国定教科書体制への復帰を考えてもいいのではないか」と主張した。
韓国学中央研究院のクォン・ヒヨン教授は「フランスでは、学生たちが世界史との関連の中で欧州やフランスの歴史を理解し、世界市民・欧州人・フランス人としてのアイデンティティーが調和するような教育をしており、韓国にとって参考にすべき点が多い」と話した。フランスの高校の歴史科目は、社会経済構造やイデオロギーなどマクロ的視点での討論を通じて世界史を理解し(44%)、欧州共同体(EC)や欧州的アイデンティティーを学び(20%)、これを基にフランスの政治・文化・社会を理解する(36%)という構成になっている。
李泰勲(イ・テフン)記者
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まともな意見の文から、韓国の「国史」の「変」が見えるね