この日午後4時ごろ「映画の殿堂」にある3棟の建物のうち、上映館が入っている「シネマウンテン」の1階では、職員5人が大劇場「空の演劇場」に上がる階段の周囲を行き来しながら、天井から滴る雨水を拭いて回っていた。入口に近い窓辺には、漏れてくる雨水を受けるためのガラスのコップが置いてあった。
映画祭の事務局などが入っている建物「BIFFヒル」の中にあるプレスルームも、天井から雨水が漏れていた。工事が終わらず今回の映画祭には使用されていない「ダブルコーン」と「雲の橋」の一部区間には雨水がたまり、ダブルコーンの入り口前と屋外のレッドカーペットの上に流れ込んだ。
釜山市と「映画の殿堂」を施工した韓進重工業は「屋根や窓枠の継ぎ目部分の仕上げ工事が完了しておらず、雨漏りが発生している。構造的欠陥ではないため、映画祭終了後に補強工事をすれば問題ないはず」と説明した。韓進重工業などは「雲の橋に雨水がたまるのは、設計上やむを得ないこと。オーストリアの設計会社と対策を話し合っている」と話している。