中国で液晶テレビ爆発相次ぎ新聞社 爆発・発火防ぐ方法を特集
2011.07.15 16:00
日本でもテレビなどで報じられた、中国の「スイカの爆発」。だが実は、これは“氷山の一角”。中国14 件ではあちこちでいろんなモノが爆発14 件している。家電製品は、「爆発しないモノ」を探すほうが難しいかもしれない。特に頻繁に爆発するのは、電球や充電器の類だが、テレビ・パソコンの爆発14 件も日常茶飯事という。ジャーナリストの吉村麻奈氏がレポートする。
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3月16日には、広州市の大学生宿舎でテレビが音を立てて火を噴き、火事が発生した。サーチナ総合研究所(上海市)のアンケート調査によると、約4人に1人がテレビの爆発に遭遇したことがあると回答している。
中でも、液晶テレビの爆発が目立つ。2009年1月~8月までに、新聞沙汰になった爆発事故は65件。新聞各紙は「テレビ爆発・自然発火を防ぐ方法」と題した特集記事を組んでいる。
それによると、「テレビは8年を超えて使用しない」「毎日15分は必ずつける」「風通しの良いところで見る」「近くに熱源を置かない」「正規店で買う」「見ない時は電源を抜き、ホコリよけのカバーをかける」といった注意が必要なのだとか。中国ではテレビを見るのも命がけのようで……。
他にも家電では、この1~2年に限っても、
■洗濯機
■冷蔵庫
■電気湯沸かし器
■電子レンジ
■IH調理器
■電気あんか
などが火を噴いている。しかし、それがたとえ有名ブランドの製品であっても、中国14 件のメーカーは「それは偽ブランド、模倣品だ。当社の製品ではない」と開き直り、リコールなどは行なわないのが通例。それゆえ、製造不良による事故は一向に減らない。
※SAPIO 2011年7月20日
セメント・タンクが爆発…内容物が噴出、作業員を直撃
2011年10月11日安徽省合肥市内の建設現場で
作業員が、タンクにセメントを入れる作業をしていたところ爆発
噴き出したセメントを強く浴び、軽いけがをした。
やや離れた場所にいた同僚によると、くぐもった爆発音に続き、悲鳴が聞こえた。
声の方向を見ると、セメントのタンクが裂けて、内容物が激しく噴出していた。
駆けつける前にセメントの噴出は終わっており、
地面に盛り上がったセメントの中で作業員が倒れていた。
両手で頭を覆い、荒い息をしていたという。
話しかけても答えられる状態ではなかったが、
手を差し伸べて起こそうとすると、痛いと言い出した。
同僚2人が作業員を病院に連れて行った。
激しく噴出するセメントの直撃を受けて、頭や顔などにけがをしていた。
けがの個所は多いが、いずれも打撲傷で、比較的軽いという。
頭からつま先までセメントまみれになったので、
同僚らとの間で「このまま固まったら、彫像になってしまう」などの冗談も出た。
アドバルーン爆発…武漢から江蘇に飛来、住民がつかんだ途端
アドバルーン爆発…武漢から江蘇に飛来、住民がつかんだ途端 2011年10月8日午前9時半ごろ江蘇省〓陽市戴埠鎮の農村部で(〓はさんずいに「栗」)
40代の住民2人と70代の住民1人が農作業をしていたところ、アドバルーンが飛来した。
仕事の手を休めて汗をぬぐっていた1人がアドバルーンから下がっていたひもをつかんで、
脇にのけようとした途端に「バン」という大きな音が響かせて爆発
3人はなぎ倒された。いずれも顔などにやけどを負い、病院で治療を受けた。
アドバルーンに吊るされていた垂れ幕から、
湖北省武漢市で10月1日に行われた不動産販売促進会で使われたものと分った。
アドバルーンはおよそ7日間をかけて500キロメートルあまりを飛んでたどりついたことになる。
業界関係者によると、アドバルーンには水素やヘリウムを使うが
「(中国で)ヘリウムを使う人はまずいない。高価だからだ」という。
係留索が切れて飛んでいった場合、
「たいていは上空に昇り、周囲の気圧が低下するので破裂してしまう」が、
ガスが抜けて落下する場合もある。
再利用できる場合が多いので、業者は回収に努めているという。
中国では4月18日、
四川省から貴州省まで約750キロメートル流されたアドバーンが爆発して、男性1人が負傷した。
関連:アドバルーン爆発、748km飛んだ先で…日本にも飛来の例
2010年11月17日には重慶市上空で、
着陸体勢に入った旅客機が滑走路上にアドバルーンが漂っているのをを発見して回避した。
回避しきれなかった場合、エンジンに吸い込んで爆発した可能性がある。
日本では5月1日、
別府湾で中国から飛来したとみられるアドバルーンが浮いているのが見つかり、警察が保管した。
関連動画:黄砂とともにアドバルーンまで・・・中国から飛来か(11/05/02) 拾得物として扱ったが、ガスを抜いて安全な状態にしたという。
中国でスイカが次々に「爆発」、原因は成長促進剤か
- 2011年05月18日 19:34
国営中央テレビ局(China Central Television、CCTV)によると、スイカの爆発現象が起きているのは、江蘇(Jiangsu)省丹陽(Danyang)のスイカ畑。今月初めに植物成長促進剤のホルクロルフェニュロンを散布したところ、その数日後に収穫期を迎えていたスイカが、次々と自らはじけて割れてしまった。
スイカ農家の男性は、「7日の朝には80個のスイカが割れているのを確認した。だが、午後には(割れたスイカが)100個に増え、2日後には数えるのをやめた」とCCTVに語った。
最終的には、収穫の3分の2以上に相当する50ヘクタール分のスイカが台無しになってしまったという。
農業におけるホルクロルフェニュロンの使用は、中国では法的に認められているが、米国の場合はブドウとキウイフルーツ栽培に限られている。
一方、CCTVなどの中国メディアは、ホルクロルフェニュロンを使用していないスイカ農家でも同じ現象が起きていると報じ、専門家の話として、日照りが続いた同地で突然に豪雨が降ったことが「スイカ爆発」の原因との見方を伝えている。
実はスイカがはじける現象は、皮が薄い種において珍しいことではない。だが、江蘇省での現象は、消費者の目には、化学物質に著しく依存する中国農業と、これを黙認し続ける当局がもたらす問題の一例と映るだろう。(c)AFP