清渓川は大腸菌だらけ /ソウル
ソウル市民や国内外の観光客が多く訪れる名所として知られる清渓川の水に、大腸菌が多く含まれていることが判明し、ソウル市が注意を呼び掛けている。
ソウル市の清渓川管理チームは8日に資料を通じ「清渓川は河川のため、大腸菌などの水質管理に対する基準が特にない。大雨が降る夏季には地表の汚れが流れ込み、一時的に大腸菌の数が増大することがある」と発表した。そのため、清渓川に手足を漬けるなどの水遊びは控える必要があるとしている。
ソウル市がこうした資料を提出したのは、ソウル市議会のチャン・ファンジン議員(民主党)が清渓川の水質汚染を指摘し、水質管理システムを全面的に再検討するよう訴えたためだ。
チャン議員は、清渓川の水質を測定した結果、モジョン橋と無学橋、中浪川合流部で検出された総大腸菌個体数が2級水の基準(100ミリリットル当たり1000個以下)を超えたと主張した。多くの人で賑わう光化門近くのモジョン橋では、8月に5万1000個の大腸菌が検出され、無学橋では同月に15万個、中浪川合流部では28万個がそれぞれ検出されたという。
ソウル市の清渓川管理チームはこれに対し、清渓川は漢江から水を引き込む際に簡単に浄水されるが、7‐8月のように大雨が降ると地表の汚れが流れ込むため、下流に行くほど大腸菌の数が増える傾向にあると説明した。水中の大腸菌をなくすには塩素消毒を行う方法があるが、清渓川には魚が泳いでいるため難しいとされる。ただし、清渓川には市民がよく訪れることから、水の汚染度合いを示す代表的指標となる生物化学的酸素要求量(BOD)は2等級水準を維持しているという。
今回の調査結果を踏まえ、ソウル市は、清渓川で魚に餌を与えたり、川の水に手足を漬けるなどの水遊びは控え、特に、子どもが水を飲んだり、水に触れた手で口を触ったりすることのないよう、注意を呼び掛けている。
清渓川の大腸菌管理基準はないが、7‐8月以外も比較的大腸菌数が多いことが判明したことから、今後は管理が必要となる見込みだ。西大門区テヒョン洞に住むキム・グムボクさん(48)は「清渓川は人々が最もよく訪れる名所で、子どもが水遊びを楽しむ場所でもある。ソウル市が大腸菌の管理を行っていないのは話にならない。今からでも水質管理に取り組むべきだ」と話している。
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2011/11/09/2011110900856.html
韓国は予想を裏切らない。