上海地下鉄など、無賃乗車1日のべ2万人…改札飛び越える客も
上海市ではこのほど、同市の地下鉄やライトレール、上海トランスラピッドなどの各鉄道路線「上海軌道交通」内における無賃乗車数が、1日あたりのべ2万人に達していたことが分かった。文新伝媒などが報じた。
上海軌道交通ではこのほど、「駅の環境整備および乗車券発行業務の査察」と題した調査活動を展開。2011年の年末にかけて、無賃乗車をはじめ、駅構内などにおける路上生活者の実態や、違法な広告活動および販売活動などの把握に努める。
一方、同市における無賃乗車数は、全路線で1日あたり、約2万人に達しているとも言われ、改札で前に並ぶ人にぴったり張り付き、一緒に出場するパターンをはじめ、改札機を飛び越える、改札をかがんでくぐり抜ける、などの悪質な手口が横行しているほか、高齢者用の割引乗車カードを乱用、偽造するケースも目立っている。2010年の下半期には、偽造カード利用の疑いなどで、約1770人を摘発、偽造カード約1840枚を押収した。
上海軌道交通では、無賃乗車などの違法行為に対して、運賃の約5倍の追加料金を科すなどの対策を講じているが、現時点では奏功しているとは言いがたい。同市の各交通機関では、無賃乗車などによる経済損失を、今後いかに解消するかが課題になっている。(編集担当:青田三知)