水循環衛星「しずく」公開=異常気象把握に期待―筑波センター
時事通信 1月10日(火)17時5分配信
地球温暖化に伴う豪雨や干ばつなどの把握に役立つ宇宙航空研究開発機構の水循環変動観測衛星「しずく」がほぼ完成し、茨城県つくば市の筑波宇宙センターで10日、報道陣に公開された。今月中に船で鹿児島県・種子島に運ばれ、太陽電池パドルが取り付けられた後、夏までにH2Aロケットで打ち上げられる見込み。しずくは、高度約700キロで地球を南北方向に周回。直径2メートルの円形アンテナを備え、地球全体の降水量や海面水温、北極海の海氷分布などを電波で観測する。この「マイクロ波放射計」は、米航空宇宙局(NASA)の地球観測衛星「アクア」に搭載され、昨年10月まで約9年半活用された同様の観測装置を改良した。