社債発行でリベート、証券マンを相次ぎ摘発
2012年01月11日09時30分
ソウル南部地検は昨年末以降、新株予約権付社債(ワラント債)の発行を代行する見返りに、企業 から最高で約8億ウォン(約5300万円)のリベートを受け取っていた証券会社4社の役員と実務担当者を相次いで逮捕した。警察は捜査をさらに拡大するこ とを検討しており、ソウルの証券街、汝矣島では検察の「汝矣島討伐作戦」に緊張が走っている。
証券街で昼食を取っていた30代の証券マンは「最近、汝矣島の雰囲気が凍り付いている」と硬い表情で語った。
これまでに逮捕または起訴されたのは、H証券、G証券、Y証券、D証券の専務クラスの役員と実務担当者4人。捜査関係者は「証券会社幹部が社債発行に絡 み、リベートを受け取るケースが思ったより広がっている。今回はそれを根絶したい」と話した。検察周辺ではさらに5社程度の証券会社が捜査線上に浮上して いるとの観測が流れている。
検察によると、G証券の専務(41)は、2009年6月にA社から委託を受けたワラント債の発行業務を担当し、1億8700万ウォン(約1250万円)のリベートを受け取った。
同専務は1億ウォン(約670万円)を自分で受け取り、残りをA社との関係を取り持った金融ブローカー2人に紹介料として渡した。同専務の年収は1億 4000万ウォン(約930万円)で、会社から別途2000万ウォン(約130万円)の成果給を受け取り、さらにリベート1億ウォンも手にしていたことに なる。
H証券の理事(46)は、似たような手口で謝礼8億3000万ウォン(約5530万円)を受け取ったとして、昨年12月28日に逮 捕、起訴された。D証券の部長(41)は1億9800万ウォン(約1320万円)を受け取ったとして、昨年12月30日に逮捕され、Y証券の代理(係長に 相当、46)も1億ウォンを受け取ったとして、6日に逮捕、起訴された。
このように、ワラント債の発行に絡み、証券会社の 幹部が巨額のリベートを受け取るのは、企業が通常の公募では、起債が難しいことと関連がある。検察関係者は「金銭を受け取った証券会社幹部は、機関投資家 にワラント債を引き受けてもらえるよう、個人的に紹介役を果たしていた。証券会社の幹部が金融ブローカーのような役割を果たしていたことになる」と指摘し た。こうした手法で機関投資家がワラント債を引き受ければ、個人投資家が対象企業の株式を買い、株価が上がることが多い。そうすると、機関投資家は株価上 昇による差益を得ることができる。資金調達が困難な企業の立場から見れば、証券会社幹部にリベートを払い、ワラント債を発行することで、会社の「延命」を 図るという構図だ。
こうした状況で、機関投資家がワラント債の権利行使により受け取った新株を売却すれば、該当企業の株価は急落する。このため、事情を知らない個人投資家が多額の損害を受けることがあり得る。ワラント債を発行した企業も経営に行き詰まるリスクがある。
勿論、日本でも証券マンの事件は0ではない。
しかし、これは1人、2人という犯罪レベルではないよなw
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