採捕の漁師らがともすライトが光の帯のよう=10日、大崎町菱田 志布志湾の冬の風物詩、シラスウナギ漁が最盛期を迎えた。12月1日の解禁後からひと月余り、採捕者らが連夜繰り出し浜辺に並んで網を入れる。頭に付けたライトが一列に連なり、揺れる光の帯のよう。冬の海に映え、幻想的な景色が繰り広げられる。大崎町と志布志市の境を流れる菱田川の河口は、県内一の漁場。潮や天候を見ながら、両市町の採捕組合の組合員100人余りが漁をしている。
シラスウナギはウナギの稚魚で、体長は1~5センチ足らず。漁師らは寄せては返す波に網を入れ、目をこらして小さな稚魚を探す。
夏にはウナギの成魚を放流し資源確保に努める、大崎町内水面種苗採捕組合の出田勝美組合長(63)は「ここ2年不漁が続いている。今季こそは、たくさん捕れてほしい」と期待を込めた。