
貿易やサービスの自由化を目指す日本とEU=ヨーロッパ連合の間のEPA=
経済連携協定について、日・EU双方は、自由化や規制緩和を進める具体的な
交渉分野を決めるための事前協議を今月23日から行う予定で、ことし春の本格
的な交渉入りを目指す方針です。
日本とEUの間のEPA=経済連携協定は、日本が交渉入りを求めてきたのに
対し、EU側が慎重な姿勢を崩さず交渉に至っていませんでしたが、東日本大震
災のあと、EU側も柔軟な姿勢に転じ、双方は実務者による事前協議を進めて
います。今回の事前協議は、今月23日から25日までベルギーのブリュッセル
で行われる見通しになりました。これまでに日本側は、EUが日本の自動車や家
電製品など工業品にかけている関税の撤廃を求めているのに対し、EU側は日
本の自動車の安全基準を規制緩和するよう求めるなど、双方が関心を持つ事
柄は次第に明確になっています。日本としては、今回の協議で、自由化や規制
緩和を進める具体的な交渉分野を詰めたい考えです。EUとの間では、すでに
韓国が自由貿易協定を結んでおり、日本としては、これに対抗するためEUとの
EPAが欠かせないとしており、今回の事前協議でことし春の交渉入りにめどを
つけたい考えです。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120122/k10015442531000.html