川崎重工が開発を進めていた低床電池駆動LRV「SWIMO(スイモ)」の実験車輌“SWIMO-X”が完成、去る11月19日に川崎重工業播磨工場で報道公開されました。
電池駆動のLRVというと鉄道総研による架線・バッテリーハイブリッドLRV“Hi-tram”が先日公開されたばかりですが、“Hi-tram”がリチウムイオン二次電池を採用していたのに対し、この “SWIMO-X”は川崎重工が開発したニッケル水素電池“ギガセル”を搭載しています。
また、“Hi-tram”が架線・バッテリーハイブリッド鉄道車輌のシステム開発を目的としていたのに対し、“SWIMO-X”は台車などの開発も含めた川崎重工による初の超低床LRVそのものの実験車輌ということが何よりの注目点でしょう。ちなみに「SWIMO」とは「Smoothな乗降、Smoothな非電化区間への直通運転を達成する(Win)移動手段(MOover)というコンセプトから名付けられたものとのことです。


▲SWIMOの動力源である車載用ニッケル水素電池「ギガセル」

腰掛の下に搭載された「ギガセル」
そして架線のない区間では、架線下や充電設備などでバッテリーに蓄えた電力を使用して加速、制動時の回生電力はバッテリーに蓄えます。今後は5分間の急速充電により搭載電池容量の2割の電力を蓄え、追加充電なしに10km以上走行できることを実証する予定とのことです。

▲AB車体はロングシート。
今回試作された“SWIMO-X”は全長15,000mmの3車体連節構造。両端のAB車体の車内はロングシートで、腰掛内にSWIMOの動力源であるバッテリー“ギガセル”が搭載されています。中間のB車体は片側2人ずつ計4人分のクロスシートで、腰掛下に車輪が入る構造です。なお、台車は両端車体のM台車がボルスタ付きの2軸ボギー、中間車体のT台車は独立車輪構造です。M台車は2軸ではあるものの、第2軸は低床構造の客室下に入るきわめて小径の誘導輪で、動軸である第1軸のみを高床の運転室下に配置することで客室の全面超低床構造(床面高さは出入台部330mm、一般部360mm)を実現しています。

▲AB車体の端部に配置される動台車。 (SWIMO-Xパンフレットより)
今回試作された“SWIMO-X”は全長15,000mmの3車体連節構造。両端のAB車体の車内はロングシートで、腰掛内にSWIMOの動力源であるバッテリー“ギガセル”が搭載されています。中間のB車体は片側2人ずつ計4人分のクロスシートで、腰掛下に車輪が入る構造です。なお、台車は両端車体のM台車がボルスタ付きの2軸ボギー、中間車体のT台車は独立車輪構造です。M台車は2軸ではあるものの、第2軸は低床構造の客室下に入るきわめて小径の誘導輪で、動軸である第1軸のみを高床の運転室下に配置することで客室の全面超低床構造(床面高さは出入台部330mm、一般部360mm)を実現しています。
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