
JR東北新幹線は12日、東日本大震災で不通が続いていた栃木県の那須塩原-福島駅間で運転を再開した。在来線の福島-仙台間も同日、運転を再開。福島駅で快速電車に乗り継げば、鉄道だけで東京-仙台間を移動可能になった。
JR東日本福島支店によると午前7時34分、東京方面への初列車となる新庄からの山形新幹線「つばさ102号」が、自由席が満員の状態で出発した。
当面、通常の約半分にあたる上下22列車が発着。12日午前は、各列車とも50~60人程度が福島駅で乗降した。乗客のほとんどは、出張や震災の見舞いなどが目的。「仙台から宇都宮に行く」という若い営業マンは、「今までバスを乗り継ぎ5時間以上かかった。新幹線ってこんなに便利だったのか」と笑顔で話しながら、足早に新幹線に乗車した。
「仙台に単身赴任する」という化学メーカー社員、島彰男さん(41)は「家族で赴任する予定だったが被災地で心配なので、さいたま市南区の自宅に残すことにした」という。「小学生の娘と息子は友達から寄せ書きまでもらい『カッコ悪い』と言っているが残した方が安心だ」と話した。
産経新聞
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110412/dst11041212460029-n1.htm