リバウドから直接電話!Turioウズベキスタン移籍も…ACL8強ブニョドコル
11月14日8時1分配信 スポーツ報知
今季のアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)8強でアジア最大の新興勢力、ウズベキスタン王者ブニョドコルが、今季限りで浦和と契約満了となる日本代表DF田中マルクス闘莉王(28)の獲得に乗り出していることが13日に明らかになった。幼少時からのあこがれでリーグ得点王の元ブラジル代表FWリバウド(37)から電話で直接オファーを受けた闘将が移籍市場の目玉となる。日本代表は14日、W杯ホスト国の南アフリカと対戦する。先月リーグ連覇に成功したブニョドコル関係者によると、02年日韓W杯ではブラジル代表を優勝に導いたルイス・フェリペ・スコラーリ監督(61)が6月6日、岡田ジャパンのW杯出場決定戦となった敵地ウズベキスタン戦をスタンド観戦。鉄壁の守備で1―0の勝利に貢献した闘将の実力を高く評価した。そして、隣席で視察したブラジル代表の伝説的FWリバウドが名将と強化部の命を受け「ブニョドコルに来てくれないか。なるべく早く決めてほしい」と直接電話で移籍を粘り強く勧めているという。
16歳までブラジルで育った闘莉王には、正式文書同様の重みを持つ直電オファーだ。リバウドの活躍した強豪パルメイラスのファンで「子供の頃からのヒーロー」と語る。そして、来季のACL制覇の切り札に守備力増強を狙う指揮官もブラジル国中の英雄だ。
ブニョドコルは05年創立ながら、親会社の資源開発会社の絶大な資金力を背景に、08年にはインテルFWエトーと年俸4000万ユーロで契約直前に至るなど資金は潤沢。浦和が提示する推定年俸1億4000万円をしのぐ、年俸200万ドル(約2億円)のねん出も容易だが、報酬以上に英雄2人の高評価が栄誉である。
「W杯までにいかにレベルアップできるか。その環境を大事に考えたい」と語る闘将は、回答を保留している模様。浦和との交渉決裂時は移籍金ゼロとなるため、英国やスペインなど欧州飛翔を優先する。今夏、イタリアの名門ACミランが正式オファー寸前に至るなど欧州での評価は高いが、市場解禁まで1か月半。代理人の糀正勝氏は「海外からの正式オファーは届いていない」と説明する。闘将にとって、W杯ホスト国との対決は来季の進路を左右する重要な見本市となる。
田中マルクス闘莉王(写真:夕刊フジ)
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