野球:千葉・金泰均「本当につらい」(上)
本紙単独インタビュー
金泰均
後半戦に入って調子を落としている金泰均は、「体力も問題だが、それよりも精神的につらい」と訴えたが、広州アジア大会については、「国の期待に応える気持ちで最善を尽くすつもり」と話した。/写真=チョン・ジュンヨプ記者
ロッテの金泰均(キム・テギュン)は最近、憂うつな気分が続いている。野球が思い通りにいかないからだ。金泰均は14日と15日の試合で、先発リストから外れた。ロッテは、クライマックスシリーズ(CS)進出に向け、激しい争いを繰り広げている。パ・リーグ3位のロッテは15日現在、4位日本ハムに1ゲーム差に詰め寄られており、CS進出が危うい状況にある。こうした状況で、1.5ゲーム差の2位ソフトバンク戦から外されるということは、金泰均への信頼が足りないことを物語っている。
■1年契約にすればよかった
金泰均は15日のソフトバンク戦終了後、「西村監督に試合前に呼ばれ、『十分休んだ後、体力を回復して出場するように』と言われた」と、先発を外れた理由を打ち明けた。しかし、1勝が大切な状況で、そうした言葉が慰めにすぎないことを、金泰均は十分に分かっていた。「今、チームが選手を配慮する状況か。信じられないのだろう。相手の先発が左投手なのに、左打者の福浦が先発しているのだから」。福浦は1回の守備で走者と交差して負傷したため、3回から金泰均と交代した。
金泰均は、前半戦は89試合で打率2割8分、18本塁打(3位)、73打点(1位)をマークしたが、後半戦では41試合で打率2割2分8厘、2本塁打、15打点にとどまっている。ここ6試合の成績も19打数5安打。重要なのは、本塁打と打点がないということ。二塁打以上の長打も、15日の試合で放った右中間へのラッキーな二塁打だけだ。
一時調子のよかった金泰均が、なぜこのような状況に陥ったのか。千葉マリンスタジアムの電光掲示板にはまだ、「金泰均バーガー」の看板が掲げられていた。
「精神的に頑張れるのは1、2カ月のようだ。本当につらい」。体力的につらいということなのだろうか。
「体力も問題だが、それよりも精神的につらい。気に掛けてくれる人がいないから。調子が悪くてもほったらかしで、打撃が不振でも助言をしてくれる人がいない」
金泰均は「話し相手がおらず、暇なときでも遊び相手がいない」と訴えた。続けて「いっそのこと1年契約にしておけばよかった」とまで話した。3年契約したにもかかわらず、なぜこのような発言をしたのか。その後の発言で、その理由を知ることができた。「現在の心境としては、契約期間が終わったらすぐに韓国に帰りたい」。昨年までハンファのコーチとして金泰均を指導し、現在はロッテの2軍でコーチ研修を受けているチョ・ウォンウ氏は、「ホームシックにかかった」と診断した。
朝鮮日報/朝鮮日報日本語版 今が頑張り所だ お前を応援する。 http://www.youtube.com/watch?v=wZoA8eO-Ziw