今オフ、ポスティング・システム(入札制度)によるメジャー移籍を視野に入れる 日本ハムのダルビッシュ有投手(24)の獲得に、ダイヤモンドバックスが本腰を入れていることが 10日(日本時間11日)、分かった。獲得資金として8000万ドル(約65億6000万円)を用意。
エースとして迎え入れる態勢を整えた。また、既に同制度でのメジャー移籍を表明している 楽天の岩隈久志投手(29)の調査も進めており、日本のエース獲得に全力を尽くす。
「日本の至宝」獲得へ、ダイヤモンドバックスが水面下で準備を着々と整えていた。
大リーグ関係者は「ダイヤモンドバックスはダルビッシュに対する綿密な調査は完了している。
資金面でも強豪球団と戦える資金を用意できる」と語った。
ダ軍はダルビッシュの登板試合を徹底チェック。今季途中からGM代行を務めていた ジェリー・ディポート重役も来日している。さらに、昨季まで楽天に在籍したリック・ショート氏(登録名リック)、 04~06年に日本ハムの投手コーチを務め、ダルビッシュも指導したマイク・ブラウン氏がスカウトを担当しており、 能力は熟知している。
球団に近い関係者は「17、18勝はできる。すぐにエースになれる存在」と評価。 2年連続でナ・リーグ西地区最下位に終わったチームに今季10勝以上挙げた投手はおらず、 今季も12勝(8敗)を挙げ、4年連続で防御率1点台の成績を残した右腕をエースとして迎え入れる方針は固まった。
ダ軍の今季開幕時の球団年俸総額は7548万ドル(約61億9000万円)だったが、 ハレン、ジャクソンといった高額選手をトレードで放出。来季残留が確定している選手の年俸総額は 2000万ドル(約16億4000万円)に満たず、40億円以上の余剰資金がある。
加えて、9月下旬にケビン・タワーズGMが就任。パドレスGM時代に大塚を獲得し、 日本人投手の能力を「チームのために戦うことができる精神力、技術を持ち合わせている」と高く評価する 同GMは「なるべく早く、チームを勝たせるように変える」と積極補強を宣言している。