ザック監督、逆転4強も苦言…守護神交代も
デイリースポーツ 1月23日(日)9時19分配信
「アジア杯・準々決勝、日本3-2カタール」(21日、アルガラファ競技場)サッカー日本代表は準々決勝でカタールと対戦し、3‐2で逆転勝ち。常に先行され、1‐1の後半16分にはDF吉田麻也(22)=VVVフェンロ=が退場となる苦しい展開となったが、MF香川真司(21)=ドルトムント=の2ゴールで2度追い付き、2‐2の後半44分にDF伊野波雅彦(25)=鹿島=が決勝弾を決めた。アルベルト・ザッケローニ監督は10人で勝ったことを称賛しながらも、後半18分の失点シーンについて苦言。ミスを犯したGK川島永嗣(27)=リールス=が25日の準決勝で先発落ちする可能性が出てきた。
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思わず口をついた。ザック監督が公の場で初めて、選手に苦言を呈した。「2失点目は避けなければいけない。何かが機能しなかったことは間違いない。そんなに強くない、ニアへのキックだったからね。ポジショニングが悪かったのは間違いない」。劇的な勝利の余韻が抜けきらないはずの公式会見で、厳しく振り返った。
指揮官が指摘したのは後半18分のシーンだ。直前のプレーでDF吉田が2枚目の警告で退場。ゴール右からのFKに、GK川島はMF香川1人を壁としてブロックに置いたが、ニアサイドへのシュートを防げなかった。自身もゴール内でボールを処理するなど、シュートをかき出せずに被弾した。
川島は「壁の位置は間違っていないし、ポジショニングも悪くなかった」と話すが、拙守で勝ち越し弾を許した形だ。数的不利の状況下でのミスからの失点は、結果的に逆転勝ちしたとはいえ、致命傷になり得た。
守護神交代の予兆か。個人名こそ挙げなかったが、これまで「チームの成長のため、長い目で見て欲しい」と話してきたザック監督からの苦言だけに、不満が際立つ。
試合翌日の22日には、クールダウンの練習後に「攻撃的なサッカーを目指しているので、失点は増える。ただ、2失点目はウチのミス。そこには4つのミスがあった。内容?それは言えない」と改めて指摘した。
これまで負傷や出場停止以外での先発変更には慎重な姿勢を見せてきた指揮官。大会期間中の正GK交代はリスクも伴うが、戦いの厳しさが増す準決勝(25日)では、サウジ戦完封の西川を大抜てきする可能性も出てきた。