朴智星と李栄杓が引退するので、感慨深く見た。そこで、思った。
韓国代表の次世代の中軸選手には、海外のクラブやサッカー・スクールで育成された選手が多い。それに対して、日本の次世代の中軸選手には、国内クラブの育成コースから脱落し、高校や大学を経験して、再び這い上がってきた選手が多い。
日本国内の育成システムは、単線的なエリート主義ではなく、厚みがある。この数年、Jリーグの各クラブチームは独自の育成に人材と資金を投入するようになった。また、高校や大学も、一部の名門校による独占の時代は終わりつつある。チャンスは着実に広がっている。
スペイン、ドイツ、オランダ、ブラジル・・・近年も強さを維持する強豪国は、自前の分厚い育成システムに支えられている。10年後、育成システムが異なる日韓の力関係がどうなっているのか楽しみだ。