内田、8強王手!価値あるドロー
/欧州CL
サンケイスポーツ 2月17日(木)7時51分配信
サッカー・欧州チャンピオンズリーグ決勝T1回戦第1戦(15日、スペイン・バレンシアほか)2試合が行われ、シャルケ(ドイツ)の日本代表DF内田篤人(22)は、敵地でのバレンシア(スペイン)戦にフル出場。日本人3人目の決勝トーナメント出場を果たした。シャルケは元スペイン代表FWラウル・ゴンサレス(33)の貴重な同点弾で、1-1で引き分けた。また1人、欧州最高峰の舞台で歴史を刻んだ。敵地メスターリャで行われた試合。DF内田は右サイドバックで先発フル出場。終始守勢に回る苦しい展開の中、体を張った守備を披露した。
「アウェーだから、我慢する時間は多いと思っていた」
ボール支配率は37%vs63%。内田の言葉通り、スペインの強豪に圧倒された。前半17分にはフランス代表DFマシューに振り切られ、FWソルダードの先制弾を許した。「あいつ(マシュー)、あんなに足が速いとは思わなかった」。欧州屈指のレベルの攻防に手を焼きながらも、アウェーで1ゴールを奪っての貴重な勝ち点1に、ホッとした笑みを浮かべた。
CL決勝トーナメントに出場したのは、MF中村俊輔(当時セルティック)、MF本田圭佑(CSKAモスクワ)に続いて日本人3人目。ベスト8進出なら本田に次ぐ2人目の快挙となる。
その日本サッカー界の歴史的な栄誉を“アシスト”したのが、元スペイン代表FWラウルだ。後半19分、ドイツ移籍後、母国で初の試合となったベテランは、見事なトラップから左足で同点弾を決めた。元イタリア代表FWインザギ(ACミラン)が持つ最多得点記録に並ぶ欧州カップ戦70点目のゴールは、8強を大きく引き寄せる値千金の“里帰り弾”となった。
「CLは僕にとって本当に特別。ゴールも重要だが、それはチームの利益となるものでないと意味がない」という頼もしいエースに、内田も汗をぬぐいながら「こういうときに点を取れるのはすごい」と脱帽した。
左サイドバックの長友はインテル・ミラノに電撃移籍した。こちら日本の右サイドバックもハイレベルの戦いの中で、世界を体感している。