ザック日本、南米選手権出場へJ
1全クラブ合意
スポーツ報知 4月13日(水)8時3分配信
リーグ戦開催期間中は代表戦を行わないという規約を破る“超法規的措置”が、条件付きで認められた。G大阪の金森喜久男社長は「代表は尊重したい」と話し、浦和の橋本光夫社長も「リーグが反発する話ではない」と理解を示した。リーグ戦中に代表戦が行われるのは97年のフランスW杯予選以来だ。
代表選手の選考は前代未聞の“オール海外組”も視野に入れる。日本協会の原博実技術委員長は「通常より多くの海外組を中心としたチームをつくる」と明言。具体的な数字は明かさなかったが、15~20人の招集を目指して交渉に入る。通常とは違い、まず海外組から交渉し、足りないポジションをJクラブから補充。川島と林しかいないGK以外は海外組でそろえることも十分可能だ。
Jリーグと日程が重なったことで当初は辞退を考えていたが、小倉純二会長がアルゼンチン協会のグロンドーナ会長から「必ず出てほしい」と言われ事態が急転。欧州クラブ所属選手に招集の拘束力はないが、大会を主催する南米連盟はFIFAに特例を認めさせると約束。15日までに日本協会が提出する海外組選手リストをもとに、5月初旬をめどに南米連盟が欧州クラブと交渉を行う。一定数以上の海外組が呼べなかった場合は再び辞退することも了承されている。
Jクラブから招集する場合は「十分配慮する」(原委員長)というがFW前田(磐田)、MF遠藤(G大阪)らエース級の選手を出せるかという話し合いまでは行われていない。「Jから呼ばれる場合は不公平感をなくしたい」とJリーグの中西大介事務局長。国内組は最大で5試合の欠場が考えられるだけに、優勝や残留争いに与える影響は決して小さくない。
◆97年も特例措置 〇…97年のJリーグも、開幕直前でホーム&アウェー方式に変わったフランスW杯アジア最終予選と日程が重複。10試合が代表抜きで行われた。その際、J1参入決定戦(98年)でチーム間の不公平をなくすために導入されたのが特別ポイント制。選手が代表に拘束された場合は1試合につき勝ち点0・1が加算された。今回はまだ救済案が示されていないが、中西事務局長は「Jからの派遣人数が決まった段階で検討したい」と話した