ラウル牽引のシャルケ、王者イン
テル下し初の4強 内田と長友は
ともに先発/CL
チャンピオンズリーグ(以下CL)は現地時間13日に準々決勝セカンドレグの残り2試合が行なわれ、長友佑都が所属する昨季王者インテル(イタリア)と内田篤人が所属するシャルケ(ドイツ)が対戦。日本人選手の所属するチーム同士の対決となった一戦は、ラウルが2ゴールに絡む活躍を見せたシャルケが2対1で勝利した。この結果、2試合合計スコア7対3でシャルケが準決勝進出を決めている。ロイター通信が報じた。
ファーストレグでのアウェイ戦では5対2と予想外の大勝を飾ったシャルケ。ホームにインテルを迎えたこの日は、今季からドイツ・ブンデスリーガへと戦いの場を移した33歳のラウルが、自身のストライカーとしての能力が健在であることを改めて示すとともに、シャルケを初のCLベスト4へと導く活躍を見せた。
まずは16分、ラウルはフラードの左からのクロスをヘッドで合わせ、早速インテルゴールを脅かす。すると迎えた前半終了間際、再びフラードのパスに抜け出したラウルはインテルGKジュリオ・セーザルを鮮やかにかわすと、右足でボールを流し込んで先制点を挙げる。
後半立ち上がりにCKからモッタに1点を返されたシャルケだが、またしてもラウルが魅せる。81分、中央でボールを持ったラウルは、オーバーラップを仕掛けたヘーヴェデスの動きを見逃さず、絶妙のパスを通して勝ち抜きを決定付けるゴールをお膳立て。シャルケはラウルの1ゴール1アシストの活躍もあり、クラブ史上初となるCLベスト4へと駒を進めた。
なお、この試合では両チームに所属する日本人選手が揃ってフル出場を果たした。CL初先発となった長友は、ラウルとの攻防では粘り強く対応。また、劣勢を跳ね返すべく果敢にシュートを放つなど、攻守に奮闘した。一方、この日も先発した内田は、エトーらを相手に落ち着いた守備を見せ、チームの準決勝進出に貢献している。ファーストレグでの後半同様、この試合でも攻め上がった内田とディフェンスに入る長友がマッチアップする場面も見られた。
試合後、殊勲のラウルは「コンスタントなハードワークと、試合に向けた愛情へのご褒美となったね」とコメント。自身の奮闘が勝利に結び付いたことに喜びを表した。一方、敗戦の将となったインテルのレオナルド監督は、「シャルケはよく組織されていて、我々は思い描いていたような試合運びができなかった」と述べ、ファーストレグでのリードを念頭に置いたシャルケの試合運びを称えた。
なお準決勝では、シャルケはマンチェスターU(イングランド)との対戦が決まっている