イギリスやオランダのメディアからも去就が注目される宮市 [写真]=千葉格 アーセナルに所属する日本人快足FW宮市亮は新シーズンをどのチームで送るのか、去就が注目されている。第一の選択肢はアーセナルへの残留だ。アルセーヌ・ヴェンゲル監督はプレシーズントレーニングのメンバーに宮市を加えると明言。パフォーマンス次第では、宮市が「夢」と語るエミレーツ・スタジアムでのプレーが実現することになる。
しかし、障害となるのがイギリスの労働ビザ取得の問題だ。宮市は「過去2年のA代表公式戦75%以上出場」という取得条件を満たしていない。将来有望な若手プレーヤーには特例としてビザが発行される場合があるが、宮市の場合はオランダでの半年しかプロとしてのキャリアがなく、A代表への招集歴もないため、取得できるかどうか不透明。最悪の場合、アーセナルがチームに加えたいと考えても制度の関係上、移籍を余儀なくされる可能性もある。
そこで第二の選択肢となるのがレンタル移籍だ。ビザ取得がかなわない場合や、実力的にアーセナルでのプレーが時期尚早と判断されれば、若い宮市にとって試合経験を積むことが成長への近道。フェイエノールトで12試合3得点3アシストを記録したことで、宮市の獲得を目指すクラブも複数存在する。
フェイエノールトはもちろん、チャンピオンズリーグへの出場権を持つトゥウェンテや強豪AZも選択肢として浮上。また、イタリアのナポリが興味を示しているとも報じられている。
アーセナルへ残留し、レベルの高い中で学ぶのか。レンタル移籍し、実戦経験を積むのか。宮市は今夏、現在の実力を問われ、成長への選択を迫られることになる。