セルビア代表FWデスポトビッチ
獲得へ…浦和
スポーツ報知 6月28日(火)8時2分配信
浦和が強豪復活の秘密兵器として、セルビア代表FWランコ・デスポトビッチ(28)=スペイン2部ジローナ=を獲得することが27日、決定的となった。ジローナ関係者によると、デスポトビッチにはスペインなど欧州の複数のクラブからオファーが届き、争奪戦となっていたが、浦和が移籍先の最有力。選手サイドとは年俸などの条件面で大筋合意に達しているもようだ。現在、14位と低迷する浦和は、3年半でリーグ戦47得点を挙げながら、チーム戦術に合わなかったブラジル人FWエジミウソン(28)をオイルマネーで潤うカタール・アルガラファに売却したばかり。身長185センチの大型ストライカー、デスポトビッチは上位進出の起爆剤として期待がかかる。
Uー22(22歳以下)日本代表に名を連ねるFW指宿洋史(20)の所有権を持つジローナは今季、リーグ11位に終わったが、その中でデスポトビッチはリーグ戦34試合18得点と孤軍奮闘。巨漢ながらもスピード、突破力にも定評がある。現役セルビア代表としても活躍。3日の敵地・韓国戦で先発し、強烈なバー直撃弾を放つなど、その実力を見せつけている。
現役時代、旧ユーゴスラビア代表として活躍した浦和ゼリコ・ペトロビッチ監督(45)の肝煎りの補強。デスポトビッチは指揮官と言語の問題がないため、新天地への適応の不安も少ない。赤い悪魔が“デス砲”とともに巻き返しを図る。
◆ランコ・デスポトビッチ 1983年1月21日、旧ユーゴスラビア・ロズニカ出身。28歳。06~07年セルビア1部得点王となった後、08年に名将ハビエル・クレメンテ監督に見いだされ、スペイン2部ムルシアに移籍。2部で実績を積んだ遅咲きのストライカー。07年11月にセルビア代表でデビュー。185センチ、75キロ。