宇佐美「すごく楽しかった」日本人最年少デビュー…欧州CL
日本サッカー史に新たな一ページを記した。宇佐美はピッチに入った直後、ロングパスをフランス代表DFクリシーと競り合いながらトラップ。完璧にボールをコントロールし、味方につなげた。後半40分にはゴール右からシュート性のボールを放った。緊張はかけらもなし。限られた時間で存在感は示した。
「楽しかったですよ。ほんと楽しかった。時間は短かったですけど、やっていてすごく楽しかったです」。初出場の感想を求められると「楽しい」という言葉を3度繰り返し、充実した表情をのぞかせた。
10月26日のドイツ杯(対インゴルシュタット)以来約1か月半ぶりの公式戦。首位通過が決まっている消化試合だったため、主力の大半が温存され、出番が回ってきた。これまでのCLの日本人最年少記録は稲本の22歳1日。これを約2年半更新した。当然、10代での出場も史上初。日本人通算10人目のCL(前身の欧州チャンピオンズ杯のFW奥寺康彦を含む)経験選手となった。
宇佐美ら「プラチナ世代」では、FW宮市亮(アーセナル)とMF高木善朗(ユトレヒト)も10代で欧州に挑戦している。「善朗と宮市とは(元)U―17代表世代でこっちに来ている数少ない選手なんで、いろいろスカイプ(ネット電話)で話している。(高木が)試合に出たと聞いたときはすごくうれしかった。これからお互い試合数をどんどん増やしていければいい」
公式戦は3戦目。出番に恵まれない日々が続くが、ワールドクラスの中での練習で成長を実感する日々を過ごしているという。日本サッカーが生んだ最大級の才能は確実に進化を続けている。
http://hochi.yomiuri.co.jp/soccer/world/news/20111209-OHT1T00035.htm