最近の日本海外組選手の活躍は驚くばかりだ。
先週もドイツリーグ1部だけで6人が先発出場したし主要欧州1部リーグで2人がゴールを、4人がアシストを決め、
さらに細貝、宮市の二人がMOMに選出され長谷部を含めた3人が週間ベスト11にも選ばれた。
そして香川は2ヶ月連続の欧州ベスト11に、岡崎のゴールがドイツ月間最優秀賞にそれぞれ選ばれた。
長友は苦しみながらもインテルで先発出場をし続け、森本も怪我が治り久々にセリエAに出場した。
明日は本田がCLのレアル戦に出場予定だ。とにかく毎週のように日本選手が欧州で活躍するのが日常となった。
一方、現在の韓国海外組の現状はかなり寂しい。
確かに韓国に比べて日本は兵役もなく移籍金も安かったために欧州に移籍しやすいのは事実だろう。
しかし移籍することと移籍して大活躍することは全く別の話だ。正直、ここまで日本人選手が活躍するとは
想像できなかったし、この掲示板の日本人も俺を含めて予想外の活躍に歓喜し、また率直に驚いていることだろう。
なぜ日本選手がここまで活躍できるようになったのかを自分なりに推測してみた。
実は個人能力で大きな才能を持つ選手は香川、本田、宮市、長友の4人しかいないと思う。
彼らはどこのリーグに移籍してもそれなりの活躍ができる個人能力がある。
でもそれ以外の選手たちは特別に凄い才能があるとは感じない。身体能力や技術だけなら
韓国にも同じレベルの選手たちは複数人いると思う。
しかしそれでも彼らが活躍できるのは順応性、協調性、戦術理解能力、が高いからだと考える。
日本選手は韓国選手と違い、幼少からサッカーだけをして過ごしていない。たいていの選手は
高校まで一般の生徒と共に授業を受け、社会常識を身につけ、そこで協調性や順応性を養う。英語も普通に習うために真面目に学んだ選手なら語学習得も早い。
サッカーは団体スポーツであり協調性と順応性が非常に大事だ。ゴルフやアイススケートのような個人スポーツ
とは別の能力が非常に重要になってくる。日本選手は青少年期の環境からこうした能力に韓国選手より長けていると推測する。
仲間に溶け込むことが早ければパスも回ってくるし、試合中のコミュニケーションもスムーズにいく。
次の要因は戦術理解能力だ。日本は基本的にパスサッカーが主流だが、少年サッカークラブから
高校、大学、ユースまで様々な場所で様々なサッカーを学ぶ機会が多いため戦術理解能力を養われる。
まだまだ欧州に比べればレベルは落ちるが、それでも指導者達の質もプロ経験者が増えて向上したため、より高度な
戦術に接する機会が多くなっているようだ。ガンヒ監督は韓国サッカーが日本より劣る部分にオフザボールの動きの
質を上げている。オフザボールの動きの質も戦術理解の目安だろう。
そして現状の大きな要因としては欧州の日本海外組が増えて、日本選手同士で定期的に食事会などを企画して
連絡を取り合っているので孤独感を感じない環境も手助けしていると思う。逆にパク・チュヨンは相当な孤独感を
感じているはずだ。精神状態を常に前向きにすることも活躍の条件になる。
最近の日本海外組の活躍で日本選手の欧州での評価や価値が飛躍的に上がっている。
このような状況によって海外のスカウトは日本国内の日本選手に注目するため、今後さらに
日本海外組はドイツを中心に増え続けるだろう。逆に韓国は海外組を増やすためには
さらに大きな努力が必要なようだ。