2015.8.3 05:05
ハリルホジッチ監督、
悪夢の逆転初黒星に言い訳連発
「これが日本の現状」

2点目を奪われたDF槙野(左)、GK西川(中央)は喜ぶ相手に、ぼう然とした視線(撮影・中井誠)
東アジア杯(2日、北朝鮮2対1日本、中国・武漢)ハリル・ジャパン、まさかの黒星発進!! 大会2連覇を狙う日本代表(FIFAランク50位)は北朝鮮代表(同129位)に1対2で逆転負けを喫した。国際AマッチデビューのMF武藤雄樹(26)=浦和=が前半3分に先制点を奪ったが、後半に2点を失った。バヒド・ハリルホジッチ監督(63)は就任5戦目で初黒星。第2戦は5日に韓国代表(同52位)と激突する。
北朝鮮が勝利しアウェーのように中国の観衆が沸くなか、ハリルホジッチ監督は定位置であるベンチの椅子の左端にへたりこんだ。選手が場内を挨拶に回った約3分間、呆然(ぼうぜん)として立ち上がれなかった。
「がっかりしている。フィジカル的な問題で選手はうまくプレーできなかった」
いつもは野太く威勢のいい声が、記者会見場に小さく響いた。前半3分、代表デビューのMF武藤が幸先良く先制したが、後が続かない。「10以上の決定機があったが、仕事をしきれなかった」と嘆いた通り追加点はなく、逆に足の止まった後半に2失点。今大会はFIFAの国際Aマッチデーに指定されておらず、国内組だけでの参加とはいえ、前回王者が格下に逆転負けを喫した。
「言い訳ではない」と前置きしつつ、「準備期間が足りない。3日前に(武漢に)たどり着き、1回しか練習していない。相手は何週間も準備して来た」と恨めしそうに“弁解”した。7月23日のメンバー発表時には「大会前に言い訳はするが、試合後には言わない」と胸を張った姿はどこへやら。「2015年は1つも負けずにいきたい」とした公約も、今となってはむなしく響く。
恨み節はまだ続く。「日本のサッカーに関わる責任ある方々に、何が起きたのかしっかり見てほしい。きょうも疑問を投げかけたい」と、Jリーグと日本代表の過密日程に苦言を呈した。さらに、「私の方が正しいと思う。これが日本のフットボールの現状だ」とまで開き直った。
就任5戦目での初黒星を責任転嫁するかのような発言だが、戦術や采配には疑問が残る。気温35度前後の暑さの中、体力が落ちる後半途中から送り込んだのは、みな攻撃の選手。守備面の苦戦は必然で、FW興梠、FW浅野とカードを切るごとに失点。裏目に出た。
これから当たる韓国、中国は北朝鮮よりも格が上。さらなる苦戦は必至だが、スコアレスドローに終わった6月のロシアW杯アジア2次予選・シンガポール戦(埼玉)から続く悪い流れを断ち切るには、タイトルを獲得するしかない。(伊藤昇)
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日本サッカー、弱くて、情けないの一言。
日韓戦で挽回できるか?
5日は注目の日韓戦だな。