ヘントの日本代表FW久保裕也は、現地時間9日のリーグ第17節・本拠地コルトライク戦(2-1)で12試合連続となるスタメン出場。前半27分に決勝ゴールを決め、5連勝に貢献した。ゴールはもちろんだが、現地メディアは久保が見せた鮮やかなドリブルスキルを、「魔法」と称賛している。
ヘントは左サイドを崩され、前半7分に失点を許した。しかし、その3分後にはFWロマン・ヤレムチュクのゴールで同点。さらに同27分には、久保が味方からの浮き球の縦パスに上手く体を入れてキープし、そこからヤレムチュクとのワンツーでゴール前に攻め込んで右足のシュートでゴールを陥れた。
ヘント公式ツイッターで「ロマン・ヤレムチュクの素晴らしいアシストからユウヤのクールなフィニッシュだ」と速報された冷静な一撃が決勝点となり、ヘントはリーグ5連勝を飾った。
今季6点目を決めた久保だが、この日はシュート以外でも技術の高さを見せつけた。左サイドのコーナーフラッグ付近で相手選手からボールを奪った久保はプレッシャーをかけている相手に背中を向けた状態から右足ヒールで相手の股を抜きライン際を素早い反転で突破する高等テクニックでDFを翻弄した。クロスはブロックされてCKとなったが、久保のプレーにスタンドは大きく沸いた。
ベルギー紙「ヘット・ニウス・ブラット」は、「ゲントでマジック。久保のパナ(股抜き)」と見出しを打って特集。「ユウヤ・クボはバッファロー(ヘントの愛称)の2点目を決め、素晴らしいドリブルにも注目が集まっている。(本拠地スタジアム)ゲラムコ・アレナで小さな魔法だ」と久保の技術の高さが絶賛されている。
日本でE-1選手権を戦っているハリルジャパンでは、久保の定位置となっている右サイドで初招集のFW伊東純也(柏レイソル)が得意のドリブルでアピールした。しかし、ベルギーでゴールを量産する久保もそれに負けず劣らずの華麗なドリブルスキルを披露していた。
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20171210-00010021-soccermzw-socc
日本の“ガラスの天才”が復帰へ本格始動 ボールを蹴るリハビリ映像公開「良い感触!」

ドイツ2部のザンクトパウリに所属する元日本代表FW宮市亮は6月に右足前十字じん帯断裂の大怪我を負って戦線から離脱したが、手術から5ヶ月を経てボールを蹴るなど復帰へ向けて本格始動したようだ。宮市は8日に自身の公式インスタグラムでリハビリ映像を公開し、「久しぶりにボールを蹴りましたが良い感触でした」と思いを綴っている。
宮市はアーセナルのアーセン・ベンゲル監督から才能を高く評価されるなど、若きスピードスターとして注目を集めていた。2010年12月に中京大中京高校からアーセナルと5年契約。就労ビザの条件を満たしていなかったため、オランダ1部フェイエノールトに期限付き移籍し、18歳1カ月23日で当時日本人最年少となる欧州主要リーグでのデビューを果たした。
その後はアーセナル復帰を経て、ボルトンやウィガンでプレー。2013-14シーズンに再びアーセナル復帰を果たすも芽が出ず、オランダのトゥベンテを経由して、2015-16シーズンからザンクトパウリに所属している。
世界的にも通用する圧倒的なスピードを武器としてきたが、キャリアでは度重なる負傷に悩まされ本領を発揮できないシーズンが続いた。ザンクトパウリ加入直後には左ひざの前十字じん帯を損傷し、今年6月のトレーニング中に今度は右膝の前十字じん帯を痛めるなど不運に見舞われている。
だが、不屈の闘志を持つ宮市はどん底から這い上がり、復帰へ向けて着々とリハビリを続けている。自身のインスタグラムに動画をアップし、ボールを蹴る様子を公開した。
「今日で丁度術後5ヶ月でした! 久しぶりにボールを蹴りましたが良い感触でした! 徐々に復帰に向けてやれる事も増えてきてます」
手術から5ヶ月が経過し、久しぶりの感触に感無量といった様子だ。さらに「5ヶ月前のあの日を思うと素直に嬉しいです。絶対に良い状態で戻れるよう引き続き取り組んで行きたいと思います!」と意気込んでいる。
日本が誇るスピードスターの復活の日を、多くの人が心待ちにしているに違いない。
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20171208-00010009-soccermzw-socc