http://www.sponichi.co.jp/sports/news/2011/07/25/kiji/K20110725001277350.html
スポニチ 2011.7.25

ゴルフ界でも“なでしこ”が輝いた!単独首位からスタートした宮里藍(26=サントリー)が4バーディー、2ボギーの70で回り、通算15アンダー。2年前に米ツアー初優勝を飾った思い出の大会で今季初優勝、米ツアー通算7勝目を挙げた。
フランスのギャラリーからの拍手と歓声に包まれた優勝セレモニー。満員のスタンドに向かって英語でスピーチした宮里は「日本が大変な時に勝ててうれしい…」と声をつまらせた。

「自分の優勝で涙が出たというより、トーナメント全体が日本のことを思う雰囲気があった。皆さんの心遣いがありがたかった」。大会からは宮里が上田、宮里美らと立ち上げた復興基金に1万1400ユーロ(約130万円)の寄付があった。会場には日本の復興を願って売上金が寄付されるTシャツを着た外国人ギャラリーの姿も目立った。

復興を願って精力的に動いた。しかし、自身も1500万円を寄付していたことを公表していなかったため、ネット上で「他人から金をかき集めるだけで何もしないのか」などと書き込まれ、心を痛めた。
「1日も早く日本にいいニュースを届けたい」との思いが重圧となっていた宮里も、先月の全米女子オープンを前に「自分だけでは日本を救えない」と気持ちの整理をつけた。
表彰式の最後には日本語でのメッセージを求められてこう一言。「日本のみなさーん!力を合わせて一緒に頑張りましょう。まだまだ私も頑張ります」。宮里の声は、エビアンの空から遠く離れた日本まで響いたはずだ。

