【なでしこL】浦和・猶本、涙の劇的V弾!女王・INAC撃破
http://www.hochi.co.jp/soccer/national/20140330-OHT1T00241.html
スポーツ報知 2014.3.30

猶本光(福岡出身)20歳
◆サッカー女子 プレナスなでしこリーグ第1節 神戸2―3浦和(30日、ノエビアスタジアム神戸) 昨季6位の浦和が、4連覇を狙うINAC神戸に開幕戦で土をつけた。なでしこジャパン入りを目指すU―23日本代表MF猶本光(20)が終了間際の決勝点を含む後半2ゴールの活躍で、女王から4年ぶりの白星を挙げた。ルーキー4人を起用するなど若返りを図ったINACはミスから失点し、4年ぶりの黒星発進となった。
後半43分にMF仲田(20)のゴールで追いついたのもつかの間、INACは最後の最後にやられた。ロスタイムにMF猶本にこの日2点目を許し、過去3年間でわずか2敗のチームが、開幕戦で黒星を喫した。
猶本が“美しすぎる”2発で女王を黙らせた。後半28分に35メートルの距離からスーパーゴールを決めると、終了間際にこぼれ球を右足で押し込み、劇的な決勝弾。チームメートに囲まれ「みんなが、よかったねと言ってくれて。昨年の悔しさとか、こみ上げるものがありました」と涙を拭った。
A代表の経験はないが、12年のU―20W杯で過去最高の3位に導くなど「ヤングなでしこ」をけん引。長澤まさみ似のルックスもあって注目されたが、昨季はスランプに苦しみ、チームで4試合の出場にとどまった。昨年9月に就任した吉田靖監督(53)も「自信をなくしていたので使わなかった」と弱り果てたほどだった。
復活を導いたのはゴールへの執着心だ。「昨年はパス(の受け手)ばかり探していた」と周りを生かすプレーに徹したが、今年は「得点を取るのが目標。ゴールしか見てなかった」と姿勢を改めた。
15年カナダW杯予選を兼ねた5月のアジア杯に向け、視察した佐々木則夫日本代表監督(55)に猛アピール。筑波大で教員免許取得を目指す現役女子大生。“肉食系”に変貌した才色兼備のボランチが、次世代なでしこの星になる。
仲田歩夢
