所謂ビジュアル系と呼ばれるものを、お化粧系やトランスジェンダー系の
広義の意味の総称と言う事で、前提に解説します。
まず、1970年代に始まったグラムロックにその源流があると言われますね。
代表格は、T‐REX や ジギー・スターダスト(デビッド・ボウイ)のあたりです。
この時期、1960年代から始まった[ 大人達の価値観への疑問と反抗 ]が
色んな形で文化に反映されていきます。
例えば、男らしく! という世間の常識への懐疑。
「孔雀なんか、♂の方が美しいじゃないか!」「男が美しく着飾って何が悪い?」
という動機から始まった[ ピーコック・ムーブメント ]。
ここから、エスカレートして男性ファッションがどんどん華美になり、化粧にまで
発展していくことになります。

T-REXのマーク・ボラン
そういった人々、主に美術系の人々や音楽系の人々が脚光を浴びるようになり
男根主義的な男性のイメージを棄てた中性的或いはfeminineなファッションが
流行しました。

ジギースターダストの頃のデビッドボウイ
彼等のそのvisualの影響は更にJAPANやロキシーミュージック等と言うバンドに
引き継がれ、更にカルチャー・クラブ等のニューロマンティックスと呼ばれる80年代の
ミュージックシーンにバトンタッチされる。

JAPANのデヴィッド・シルヴィアン

カルチャークラブのボウイ・ジョージ
日本では、半ばそのパロディーとしてのRCサクセションや、ザ・スターリン。更にその
パロディーとしてのYMOと言う位置付けの人々がいたのも忘れてはならないね。
(特に坂本龍一w)
丁度、日本で始まった"所謂"[ ビジュアルバンド ]の人々は、この辺りに影響を
受けた人が多い。

※ 注意!!:KISSのメークは、化粧では無く、アレは既に[ 仮面 ] だと思った方が良い。
プロレスラーのマスクと同じだと考えよう。