兵庫県警は警察署内で勤務中に性行為をし、業務を怠ったとして、県警生活安全企画課の男性警部を減給10分の1(3カ月)の懲戒処分に、兵庫署の女性巡査を本部長訓戒とした。警部は既婚者で、共に「悩みを相談し合ううちに好意を持った」と話している。
県警によると、警部は兵庫署地域2課長だった5〜7月、課員だった巡査と交際。7月7日午前9時から24時間の当番勤務に入り、同8日午前5時ごろ、署の道場の更衣室で性行為をした。倉野喜朗監察官室長は「警察官として言語道断の行為で遺憾」とのコメントを出した。
また、兵庫県警三田署の男性警部補は昨年5月、同じ署の上司がスピード違反したのを交通取り締まりの際に確認したのに、交通反則切符を切らなかった。県警は22日、犯人隠避の疑いで警部補を書類送検し、停職3カ月の懲戒処分にした。「同僚の違反切符を切りたくなかった」などと話している。
書類送検容疑は、三田署交通課の警部補は昨年5月27日朝、兵庫県三田市内でスピード違反の取り締まりに当たっていた際、当時三田署の地域課長だった男性警部が自家用車で、制限時速40キロの県道を63キロで走行するのを確認したのに、切符を切らず適切な処理をしなかった疑い。県警によると、警部は、積極的に見逃すよう頼んでいないとして戒告処分とした。
さらに大分県警は、知人の時計などを盗んだほか、暴力団周辺者と不適切な関係があったなどとして巡査長2人を処分(いずれも22日付で依願退職)したと県議会文教警察委員会に報告した。停職3カ月の懲戒処分を受けた中津署の男性巡査長が暴力団周辺者に貸し付けた金額が数十万円に上ることも明らかにした。
巡査長は2015年ごろから上司に報告せずに暴力団周辺者との接触を続けてきた。16年夏ごろから数回に分けて現金を貸し付けていたという。出席した県議からは「情けない」「綱紀粛正を徹底してほしい」など厳しい指摘が相次いだ。
