では、豊田有恒の本から、更に引用してみよう。
僕は、手塚治虫のアニメプロダクション「虫プロ」で働いていた。
「鉄腕アトム」のシナリオライターとしてだ。
その後、独立した。
そして、「宇宙戦艦ヤマト」のシリーズ監修をやった。
日本のアニメは高騰していて、賃金の安い韓国に下請けに出そうということになり、
韓国で製作することになった。
日本のアニメーターに比べると、腕が落ちていたので3ヶ月間訓練した。
すると、日本のアニメーターと、ほぼ同程度にまで成長した。
そして「宇宙戦艦ヤマト」を製作する。
「宇宙戦艦ヤマト」は大ヒットする。
当然、続編となるのだが、韓国側は
「日本のアニメーターと同じ賃金を出せ」
と要求してきた。まだ、契約期間は残っており、前回の賃金しか払えないと言った。
当然である。そのように契約をしているのだから。
しかし、韓国側は一方的に契約を破棄した。
僕らは仕方なく、他の発展途上国で製作できないかを探しはじめた。
すると、韓国は、「宇宙戦艦ヤマト」の内容そのままの
「銀河艦隊地球号」というアニメを作ったのだ。
日本なら、完璧に盗作である。
内容を見た。酷い出来だった。最終的に監修する人間がいないと、
アニメは、あのように、見るも無残な映像を晒すことになる。
訴えはしなかった。作品の出来が、あまりに酷いので、訴えるまでもないと思ったからだ。
しかし、韓国人の契約精神の無さには驚いた。
一方的に契約破棄、盗作まがいのアニメまで作る。
律儀に契約を守る日本人とは、あまりにも対照的だ。