あるAnonymous Coward 曰く、
学校のマシンにSETI@homeをインストールし走らせていた男性が職を失ったそうだ(KPHO.com、本家記事より)。
SETI@homeの「NEZ」ことBrad Niesluchowski氏は米アリゾナ州のある学区の技術監督者として仕事をしており、学区内の5,000台以上のマシンにSETI@homeをイン ストールし地球外文明探査に貢献させていたとのこと。これが原因でマシンのパフォーマンスが落ち、維持費や光熱費(もちろん24時間稼働)などで余分にか かった費用は100万ドルは下らないとして職をクビになったそうだ。ソフトウエアはNiesluchowski氏が職についた10年前からインストールさ れていたという。
ちなみにこの「NEZ」氏、コミュニティでも話題に上るほどぶっちぎりで貢献していたユーザだったそうだ。
Niesluchowski氏は、SETI@homeの稼働については前任の上司には許可を得ており、今の上司との間の個人的な確執が今回の解雇につながっていると主張しているようだ。
分散コンピューティングでは、過去にも、オハイオ州の職員がSETI@homeを職場のPCで稼働させて解雇や、ジョージア州の公立学校のコンピュータにdistributed.netをインストールして訴えられ$2,100の罰金と80時間の社会奉仕ということがあったし、他のプロジェクトでも似たような事例はあると思われる。分散コンピューティングのクライアントは、自分で責任を持てるコンピュータでのみ動かすべきだろう。
なお、SETI@homeでは、参加前に最初に読むべき文書に
「SETI@home
を実行するコンピュータは、あなたの所有するものであるか、あるいは、あなたが所有者から許可を得たコンピュータに限定してください。」という注意書きを
昔から入れている。また、SETI@homeのProject scientistであるEric Korpelaが、今回の件に対するFAQとコメントを出している。