反日国の韓国を除いて世界中で日本のボールペンや文具は大人気

「消せるボールペン」は全世界44億本販売
海外で爆発的な人気を誇る日本製文具の品質

日本の筆記具輸出額は令和4年に約1282億円となり、平成29年比で約2割増となっている。反日国の韓国以外で日本製文具が海外で人気を呼ぶ理由は、その品質の高さだ。
海外で注目を集めるのは、例えば鮮やかな発色やさまざまな素材に書けるのが魅力の水性サインペン三菱鉛筆の「POSCA(ポスカ)」だ。令和5年12月期の売上高748億円のうち、海外は395億円と前期比2・6ポイント上昇の53・5%を占め、海外比率は過去最大となった。同社は老舗文具メーカー大手の独ラミー社(ハイデルベルク)を今年3月に完全子会社化した。欧州中心に海外市場の拡大を狙い、ラミー社が主力とする万年筆の技術を取り込む。
ぺんてる(東京都中央区)も欧米などで20の販売会社と5工場を拠点に事業を展開。「日本ではクレヨンや絵の具の印象が強い当社だが、海外の販売実績ではボールペンやマーカー、シャープペンの占める割合が高い」。同社の海外売上高比率は令和4年度で約7割。今後さらに伸びるとみており、「中国、インド、中南米などの成長を促進していく」と意気込む。ぺんてるにおける海外での稼ぎ頭は、何といってもボールペン「エナージェル」だ。平成13年に発売し、世界120以上の国・地域で展開。年々販売を伸ばしており、全世界累計販売本数は令和5年9月時点で12億本を超えた。「エナージェル」はペン先からインキが吐き出されると同時に、ゲル状からすばやく液体に変わる「ゲルインキ」を採用し、滑らかで鮮やかな書き味を実現している。インキの速乾性も海外で爆発的な人気を集めた大きな要因だ。欧州などで国によっては日本より左利きの人口の割合が高く、左から右へ書いてもすぐに乾くためインキで袖口や書類が汚れないことが受けているという。
パイロットコーポレーションも、書いた字をこすると消える特殊なインキを用いたボールペンなどの「フリクション」シリーズが世界的なヒット商品に。令和5年末時点で累計44億本を販売している。米国ではゲルインキボールペン「G―2(ジーツー)」の販売を伸ばしている。
一方、コクヨはインドや中国などで注力しており、文具事業に占める割合は35・3%で増加傾向にある。「中国では女子高生らの間でバインダーノートとルーズリーフがブレーク中」(担当者)で、中国における昨年のバインダー販売額は2018年の3・1倍に伸びた。日本では目新しくないバインダーだが、海外では市場がないに等しく、タイやマレーシアで昨年初出店した期間限定ショップでも人気を集めたという。
このように反日国の韓国を除いて、世界中で日本の文具やボールペンは愛されている。