韓国型GPS、月着陸船…宇宙航空庁事業が遅れる
[失われた宇宙政策]開庁から1年が過ぎたが、まだ成果釘内の
宇宙航空庁の中核事業の大多数が速度を出せないという指摘が出ている。宇宙航空庁は昨年5月27日、韓国宇宙政策のコントロールタワーとして開庁した。民間が宇宙開発を主導する「ニュースペース」時代を開き、韓国を5大宇宙強国にするという目標だった。だが、自社開発事業の日程が大半遅れて、きちんとした成果を出せずにいる。
代表的なのが2032年の月着陸船を撃つために開発中の「次世代発射体」だ。次世代発射体は2023年に開発を始めたが、まだ基本的な設計さえ確定していない。宇宙航空庁が次世代発射体を再利用化し、燃料を既存灯油(ケロシン)から最近注目されるメタンに変えることを内容とする事業変更を推進しながらだ。宇宙航空庁は去る5月から企画財政部の事業適正性見直し審査を受けている。宇宙業界関係者は「再使用化という方向性には同意するが、事業計画を突然変えて慌てた」とし「メタンも国内では輸入に依存しなければならず、試験装置などを再構築しなければならず経済性が大きくないかもしれない」と話した。
グラフィック=ソン・ユンヘ去る5月には韓国型衛星航法システム( KPS )発射日程が遅れた。この事業は衛星8基を発射して韓国に特化したGPSを作るという事業で、2022年から推進された。予算は約3兆7234億ウォンだ。しかし、当初、2027年12月に予定されたKPS衛星1号機の発射が2029年9月に20ヶ月遅れた。航法搭載体の規格設計と開発・検証のための期間が追加で必要だということだ。 2035年までにKPSを構築する計画も遅れる可能性が高まった。
月着陸船や搭載体の開発にも支障が生じている。今年の月着陸船開発予算は450億ウォンが割り当てられたが、これを乗せて行く次世代発射体の諸元が確定されなかったためだ。ある宇宙工学科教授は「発射体の大きさや仕様が出てこそ月着陸船、月搭載体の基礎的な大きさや重量を決めることができる」とし「2032年までに月着陸船を送るという計画が実現可能か疑問」とした。