
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120220/t10013136381000.html
1980年代に「卒業」や「I LOVE YOU」など多くのヒット曲を生みだし、26歳で
亡くなったシンガーソングライターの尾崎豊さんが、生前に60冊にも上る大量の
創作ノートを残していたことが分かりました。
亡くなって20年を迎える今も若者を中心に根強い人気を持つ尾崎豊さんの、創
作の過程などが分かる貴重な資料として注目されています。
ノートは、尾崎さんの遺族や、ほとんどの曲のプロデューサーを務めた須藤晃さ
んが保管していたもので、およそ60冊あります。
尾崎さんが10代のデビュー前から、平成4年に26歳で亡くなる直前までの10
年間にわたって、日々の思いや、ヒット曲のもとになったとみられる歌詞などが
書かれています。
このうち代表的なバラードの「I LOVE YOU」についてノートには、発表された歌
詞以外にも、「町では不確かな愛って言葉をたやすく口にできる」などの歌詞の
ようなことばが書かれており、尾崎さんの詩を創作する過程などがうかがえま
す。
また、尾崎さんの鮮烈なデビュー曲として知られる「15の夜」のもとになったとみ
られる詩も書かれており、この曲は当初は「無免許」というタイトルだったことも分
かりました。
ノートには、10代の尾崎さんが、自分の将来について、「正直に生きたいけどこ
の世の中はどんな場合でも学歴で人を見る。ぼくらも社会の一部にくみこまれて
ネジの様に働くことを考えねばならないのか」などの不安や葛藤を3ページわた
ってつづった文章もありました。
亡くなって20年を迎える今も幅広い世代に人気を持つ尾崎さんの大量の創作ノ
ートの内容が明らかになるのは初めてです。
ノートを保管していた須藤さんは「自分に向き合い、歌を作り続けた尾崎の生き
方を、今の若い世代にも知ってもらいたい」として、今後、ノートの内容を雑誌や
書籍で発表することにしています。
明らかになった尾崎豊さんの創作ノートの内容については、NHK NEWS WE
Bに詳しい特集を掲載します。
死後20年
いまだに人気が衰えない