【東亜日報】
http://news.donga.com/Economy/3/01/20120228/44399960/1

韓国の経常収支が23ヶ月ぶりに赤字に転換した。韓国銀行は先月の経常収支が、2010年2月以来初めて赤字(-7億7000万ドル)だったことを28日に発表した。ヨーロッパ財政危機の影響が韓国経済の輸出戦線に冷水を浴びせたのだ。
こうした中、国際石油価格が40ヶ月ぶりになる最高水準へ暴騰し、日本の円安も進んでいるために、経常収支を含めた経済全般に大きな暗雲が立ち込めてきた。外部環境の変化に簡単に振り回されてしまう韓国経済の姿が、年初からそのまま現れているわけだ。
○原油価格40ヶ月ぶりに最高
先月の経常収支に最も大きい打撃を与えたのは輸出減少であった。1月の輸出は413億5000万ドルで、昨年1月に比べて7.0%減少した。特にヨーロッパ連合(EU)地域への輸出が37.9%の大幅減になった。逆に輸入は433億8000万ドルで、1年前より3.3%増えた。最大輸入品目である原油の輸入単価が、昨年1月の1バレル91.1ドルから、先月には112.5ドルへ20ドル以上も値上がりしたため、原油輸入額が17.5%増になったためだ。韓銀関係者は“原油価格が1ヶ月の時差を置いて反映される傾向から、2月の原油輸入単価は114ドルと、1月よりさらに高くなるものと推定される”と話した。
国内原油輸入の90%を占めるドバイ原油の価格は、27日現在1バレル122.56ドルだ。2008年7月末以来3年6ヶ月ぶりに最も高くなり、昨年末の政府予測(年平均100ドル内外)を大きく上回っている。原油価格の異常急騰は、イランと西側諸国の対立により需給支障が憂慮されているだけでなく、市中に出回る莫大な流動性が原材料価格を押し上げているためだ。
チェ・ソングン現代経済研究院専任研究員は最近の報告書で、“ホルムズ海峡が封鎖されて1年以上の長期戦が続く場合、1970~80年代の第一次二次オイルショックと似た状況になり、国際石油価格が210ドルまで急騰するだろう”と見通した。
○企業“輸出回復は暗い見通し”
世界的な景気低迷局面に、原油高の波まで襲えば、成長率が急減して消費者物価が上昇するなど、韓国経済全般に大きい悪影響を及ぼすと予想される。最近モルガン スタンレーは、“国際石油価格が10ドル上昇するごとに韓国の経常収支黒字は国内総生産(GDP)の0.8%相当額が減少し、ガソリン価格が10%上がるごとに物価も1%ポイント上昇する”と推定した。政府と企業が年間の経済政策と経営計画を再度検討することになりそうな状況だ。
ただし政府は相変わらず、1月の‘赤字ショック’が一時的という見方に重きを置いている。ヤン・ジェリョン韓国銀行金融統計部長は、“原油輸入量の40%は石油製品輸出用に使われため、原油価格が上がれば精製マージンが拡大して、経常収支にプラス要因になる効果もある”として、“2月の経常収支は1月の赤字を十分に相殺するほどの黒字を見せるだろう”と展望した。しかし、主要輸出対象国の景気回復が遅く、最近では日本円が1ドル80円台まで落ちた状態なので、輸出競争力が即座に回復しないだろうという展望が優勢だ。
現に企業でも需要減少を受けて工場稼動率を減らすなど、輸出減少の直撃弾を受けている。中小企業中央会によれば、先月の中小製造業者の平均稼動率は70.4%で、2009年8月以来2年5ヶ月ぶりに最低となった。中央会は、“正月連休で操業日数が減り、世界的な景気低迷のために自動車や鉄鋼業種で需要が振るわなかった影響が大きいと見られる”と分析した。
内需を育てなかった国は、死が待っていますね^^
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