人モドキの食い物 白マグロw
バラムツ
深海魚にしばしば見られる形質であるが、体内の油脂成分のほとんどが、人体で消化することができないワックスエステルでできている。そのため、大量に摂取すると、皮脂漏症(皮膚から油が漏れる病気)を起こしたり、消化吸収されなかった油脂が肛門からそのまま漏れ出す、あるいは下痢や腹痛を起こす場合がある。多量に摂食した場合、脱水症状やそれに伴う昏睡状態に陥る重篤な症例も報告されている。油脂が肛門から出る時、便意などは一切生じず、そのまま垂れ流す状態になるという。
そのため、1970年から食品衛生法第6条2項(有害な物質を含むもしくはその恐れのある食品)に該当する食品として厚生労働省から販売禁止指定されており、市場には流通しない。しかし、しっかりとした歯応えと、濃厚な味わいがあり、自分で釣って食べる者もいる。
同じ仲間の魚に、アブラソコムツがあり、こちらも同法により販売禁止に指定されている。
韓国では、白身であることから「白マグロ」として食用されている。