中国の国際入札にインドが徹底抗戦 “アジア覇権”争う2国
forauguisu1 :壊龍φ ★:2012/08/21(火) 21:53:57.70 ID:???
南シナ海(に浮かぶ「スカボロー礁(中国名・黄岩島)」)の領有権をめぐり、中国とフィリピン間の緊張が高まる中、同海域で新たな火種が生まれている。インドが探鉱活動を行っている開発鉱区で、中国が石油開発の国際入札を実施すると発表したのだ。米誌「イエールグローバル」の記事として新華社が伝えた。南シナ海における中印対立は1年以上前、インドがベトナムと南シナ海の石油探鉱の強化・拡大に関する取り決めを結んだことに端を発する。
昨年10月には、インドの国営石油天然ガス公社(ONGC)の海外部門ONGCビデシュ(OVL)がベトナムの要請を受け、同海域の127、128鉱区で石油・天然ガスの共同探査を開始するが、これに中国が猛反発。翌11月には両鉱区での探鉱には北京の許可が必要だとしてOVLを非難、許可なく探査を行うことは違法行為であると主張した。
一方、中国の反応を受け、ベトナムは1982年に採択された「国連海洋法条約」を基に、探査を進めている両鉱区の主権を宣言、インドもこれを支持する立場に回った。
こうした一連の動きに危機感を募らせた中国は今年6月、ついに実力行使に打って出る。中国国有石油大手の中国海洋石油(CNOOC)が南シナ海で128鉱区を含む9つの鉱区の国際入札を実施、直接インドに圧力をかけた。
もちろん、インドも黙ってはいない。翌7月、プノンペンで行われた東南アジア諸国連合(ASEAN)地域フォーラム(ARF)で徹底抗戦の構えを示すと同時に、航行の自由と国際法に基づいた資源獲得の重要性を説き、中国を牽制(けんせい)した。
南シナ海で存在感を増す中国と、東アジアとの距離を縮めつつあるインド。南シナ海における両国のせめぎあいは、アジアの新興国として台頭した両国の覇権争いにほかならない。
これまでインドは、南シナ海で激化する領有権争いに対し、傍観者の立場を貫いてきた。しかし、中国が南へと勢力を伸ばしつつある現在、インド政府もこれまでの消極的な対応を改めざるを得なくなっている。
南シナ海での争いは、単なる利権争いやエネルギーの獲得競争ではない。
中国がインド洋での存在感を強めれば、インドも南シナ海への関与を強めていくだろう。
問題は、中国の国力が増大する中、インドが覇権争いに挑めるだけの資源や能力を備えられるかだ。どちらがアジアの覇者となるのか。両国の間で静かなる戦いが始まっている。(上海支局)
画像:7月11日、プノンペンで開催された中国とASEANの外相会議で発言する中国の楊潔●(=簾の广を厂に、兼を虎に)外相(中央)(共同)
msn産経ニュース: 2012.8.21 08:15
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120821/asi12082108170000-n1.htm
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120821/asi12082108170000-n2.htm