- 韓国研究所「充電時間1分のHV電池開発」に疑問の声 -
韓国蔚山国家科学技術研究所がこのほど「わずか1分間で充電できる電気自動車(HV)バッテリーを開発した」と発表したことに対し、多くの専門家から疑問の声が上がっている。中国紙、科技日報が伝えた。
エネルギー密度や安全性などバッテリー問題は、電気自動車の発展において、技術面の最大のボトルネックとなっている。いかに短時間で安全に十分な充電を行うか、これは業界内の科学研究の重大テーマとなっている。韓国科学技術研究所の説明によると、同研究所が開発した新技術は、グラファイトをリチウム電池の陽極に浸透させ、これをナノ粒子とすることで、リチウム電池内部の粒子と充電電流の接触面積が増加し、高速充電を可能にしたという。韓国メディアもまた、韓国科学技術研究所は実験により、炭化網の構築を通じて、充電速度が一般的なリチウム電池の30-120倍に達することを証明したと伝えた。充電に数時間かかっていたのが、最速で数分間まで短縮されることになる。
清華大学自動車工程系の教授、中国自動車工程学会常務理事の陳全世氏はメディアの取材に応じた際に、「同技術は理論的な段階にとどまっており、またリチウム電池内部でナノ粒子となるグラファイトはめったに見つからない。また同理論は、米マサチューセッツ工科大学が初めて発表したものだ」と指摘した。
陳氏は「グラファイトにより炭化網を構築し、充電時間を短くする技術は、新しいものではない。米マサチューセッツ工科大学は5年前から、同理論の研究を開始している。私の学生は以前、同大学で博士課程を履修していたが、その時の課題もこの理論であった」と述べた。陳氏によると、同理論を実際に応用する場合、材料不足という問題があるという。グラファイトの密度・純度には厳しい条件があり、高速充電を可能とするサンプルが現在も作られていない。また同理論を実際に応用できたとしても、小さなボタン型電池から始めることになり、自動車用バッテリーの開発は遠い先の話である。
国家863計画エコカー・新エネルギー車重大プロジェクトの専門家チームの王秉剛組長も、「リチウム電池の充電時間の短縮は可能だが、韓国メディアの報じている数分間、ましてや1分間の充電はあり得ないことだ」と述べた。(編集YF)
ソース : 「人民網日本語版」2012年8月27日
↓ 元記事
【韓国】電気自動車のバッテリー、1分で急速充電=蔚山科技大が開発[08/14]
- 電気自動車のバッテリー、1分で急速充電=蔚山科技大が開発 -
1回の充電に数時間かかる電気自動車のバッテリーをわずか1分で100%充電できる新技術を韓国・蔚山科学技術大親環境エネルギー工学部のチョ・ジェピル教授の研究陣が開発した。
新技術はリチウム充電池の陽極に使われる電極用粉末粒子の大きさをこれまでの500分の1に縮小し、充電速度を最大120倍まで高めることに成功したものだ。
現在使われているリチウムバッテリーは、陽極材料にリチウム、マンガン、酸素から成る大きさ10マイクロメートルの粉末を使用する。陰極から出たリチウムイオンがこの粉末粒子を通って陽極に移動し、バッテリーが充電される仕組みだ。粉末を小さくすれば、粒子数が増えるため、充電速度が速まる。言い換えれば、車線を増やして、渋滞を解消する原理だ。しかし、粒子を小さくすると、粒子の密度が低くなり、電池の容量低下を招く欠点があった。
研究陣はリチウムバッテリーの陽極の粉末粒子を20ナノメートルまで小さくした上で、スクロース溶液を加えて加熱することで、問題を解決した。ナノ粒子は凝結して、マイクロメートル級の粒子のように変化し、既存のバッテリー並みの容量を確保できるようになった。また、ショ糖が焼けて生じた成分が粒子の表面をコーティングし、導電効率も高まった。
チョ教授らが開発したナノ粉末で充電池を製作したところ、わずか1分で完全充電が可能だった。
中型の電気自動車ならば、時速50-60キロで約2時間走行可能だ。
チョ教授は「GMのボルトなどに使われる既存のバッテリーは充電に最低2時間かかる。急速充電が可能なナノ粉末は2年程度あれば量産が可能だ」と説明した。研究結果は、化学分野の学会誌『アンゲバンテ・ケミー国際版』(8日付)に掲載された。
ソース : 朝鮮日報日本語版 記事入力 : 2012/08/14 08:55
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2012/08/14/2012081400494.html
>急速充電が可能なナノ粉末は2年程度あれば量産が可能だ
「2年は時間稼ぎができたニダ」ってことか?